名ばかりなんとか
というのは数年前はやった言葉ですが
名ばかり店長とかいいましたね。それは、店長という名のもとに、アルバイト並みの給与なのに激務、多大な責任を負わされた人のことでした。つまり、店長にしてやったんだ!という名目で、過剰に働かせる労働環境を差したのです。
今は、ブラック企業、ブラックアルバイトといって、さらに事態は深刻化しています。昨日はNHKで、今や学生アルバイトまでが、過酷な労働を強いられる実態が報道されました。(放映されたのは京都の学生だった…。京都の労働環境はエゲつないからね。江戸時代を引きずってる会社多いし…。)人件費を削減しすぎて、アルバイトや派遣の割合が増え、彼ら彼女らに、立場や給与とはうらはらな、大きな責任や多大なシフト時間を押し付けるのです。
牛丼といえば、すき屋の労働環境が問題になっています。すき屋にかかわらず、そうしたファーストフードは、慢性的に人手不足な印象があります。人が流動的で、責任感の強い人、やりがいを見出して忍耐し、努力する人ほど割を食うという実態がある店舗もある。近辺の牛丼屋では、中年の女性を中心にテキパキと働いている姿があります。主婦にとっては参入しやすいアルバイトです。長く気持ちよく働けるような時給や環境が整ってほしいものです。
この町内会の役目の「名ばかり」は、また違った意味あいがあります。
他の人を役目につかせたいとき、誰かをおだてて、代わりに働いてもらいたい責任を負わせたいとき、皆で合唱します。
「名前だけ名前だけ!何にもしなくていいから!」「座ってるだけだから」「らくちん!らくちん!町内会長なんて!」「みんなが手伝うからね!大丈夫う」「あなたならできるわ!」
というものです。実際、そうだったためしはないですよね。甘い言葉をかけて、次の人、他の人に役目を負わせようとお互いするのでした。
町内会長なんてなってしまったら、下手するとボランティアという名のもと、日常生活がホロボロ…伝統的(?)ブラック業務(給与がもらえるだけブラック会社がましかもしれないww)に一直線なのでした。山田さん私どうしよう。