すぐ出来る、カンタンに出来るとアチコチで大合唱されているのに、意外に手間暇かかりそうな、一人合同会社の作り方。
焦ってはいけない。焦って、
もう、いいよっイライラするっ!こんな面倒でチマチマしたことやってられないよっ!印紙代4万円払うか、法律代書屋のカモになるよっ!
と叫びたくなります。はい、それが国と法律屋の思うつぼ。彼らも生きていかなくてはならないから、通行税ともいうべき4万円は払ってもいいかもしれない。
4万くらい、すぐもうかるわ~なんて思う方は、印紙貼ってさっさと登記しちゃえばいいです。はっきり言って、その方が早くてすっきりしますね。
だが私は、4万もお金は遊んでない。服もユニクロしか着てないよ。私と同じく4万円なんとしても浮かせたいあなた、がんばりませう。
ところで、前もって言っときますが、今年から国民マイナンバー制が導入されるとの噂がありますし。そうなると、私が以下、せっせと書いている実録ルポは使えなくなります。ま~しょうがないです。それがお国ってもんですね。これをあなたが読んでいる頃、制度が変わっていたら許してくださいw
1)屋号を決める 2)会社印3つ作る 3)個人の実印を用意
この3ステップを終えたら、次は、電子カードリーダーを購入しましょう。
こういうやつ▼
これを会社の登記書類の電子署名に使うのです。でも、もっぱら、今の時期、確定申告に使います。悪名高いあの、電子申告e-tax(イータックス)に使う機器なのです!
先がUSBになってて、パソコンに指して使うのよ。スマホしか持ってないの、というあなた。あきらめてください。そこでお終いです。4万円の印紙代は出さなくてはいけない。司法書士さんのところ行きましょう。
このカードリーダーとは何か?
お国やら自治体やらが作ったサイトを見てみましょう。
e-Taxを利用するための事前準備という部分に書いてあります。▼
公的個人認証サービスに基づく電子証明書は、住民基本台帳カードに格納されていますので、別途、電子証明書に適合したICカードリーダライタが必要になります。ICカードリーダライタは、家電販売店等で購入できます。 なお、住民基本台帳カードに格納された情報を読むための機械には、「接触型」、「非接触型」、「共用型」があり、住民基本台帳カードの種類によっては「接触型」が使えない場合がありますので、ご注意ください。 詳しくは、「公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会」(外部サイト)(別ウィンドウで開きます。)をご覧いただくか、住民票のある市役所等へお問い合わせください。 (注) ICカードリーダライタの購入に当たっては、ご利用のパソコン(特にMacintosh)の環境に対応していない機種もありますので、事前にご確認ください。
何のことかさっぱりわかりませんなw
じゃあ、リンク先の「公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会」を見てみましょう。
はい、笑えるくらい、さらに上をいく。何のことか、さっぱり分かりませんwww
じゃあ、「詳しくは」なんて書くなよ!
と叫びたくなりますが、こんなことでいちいち叫んでいては、節約一人会社なんて作れません。
ぶっちゃけて言うと
住民基本台帳カードというのがある。(後日記事にしますが、役所で作る身分証明書みたいなの)。そこに、あなたの住民情報データがつまっている。それをこうしてカードリーダーにぶっさす。
すると、インターネットを通じて、役所に連絡がいき、申告や、電子署名(←はい、出ました。電子署名、これが今回の手続き、会社の登記に必要なんです。電子署名が出来ると4万円の印紙を買わなくていいんです!)が出来るのだ!
(ワタスの人相の悪い証明写真が映っててすんません。。。)
なんやねん、なんで?
なんで、そんなヤヤこしことすんねん?
なじょして(←会津弁)、
こんな変な機械がいるねん。いまどき、ネットショップも銀行も、パスワードでログインして、WEB上で何でもできるやん、なんでこんな変なもんがいるねん!なんで、なんで、なんで!と叫びたくなります。世界の中心でICカードリーダーの存在意義を問いたくなる。
この機械、他に何か使えるのか(たとえば、外付けHDとか)?何かパソコン機器として、便利に使えるの?
な~んにも使えません!確定申告のe-taxとこの電子署名だけです!
年に一度使うか使わないか。国の税金納めるためだけの機械。価格は2000~5000円程度。これを国民が自費で導入しなくちゃいけないのよ。たまったもんじゃないですね。ふざけんな!タヒね!と叫びたい。しかし、
この手のことは、このあと、わんさか遭遇しますw叫んでも役人も法律屋もビクともしない。自分の体力を消耗するだけです。辛抱したら4万円節約できます。4万円、4万円、とつぶやきながら乗り切りましょう。
これが、お国ってもんです。
▼一応、楽天のカードリーダーの販売一覧を載せておきます。お好きなのをどうぞ♪▼
上の引用に、
「(注) ICカードリーダライタの購入に当たっては、ご利用のパソコン(特にMacintosh)の環境に対応していない機種もありますので、事前にご確認ください。」
とある通り、お国は買った機器が使えるかどうか、全く保障せず。…MACかWINかは、そりゃ間違えない方がいいと思うけど…。国民に丸投げですか。国民からもらう税金の機器の購入判断まで…。
適当にどれを買っても大した違いはないと思いますよ。値段が高いから、手続きがラクだとか聞いたことないし。これも到着まで、数日かかるので、早目に頼んでおいたほうがいいですね。ヨドバシとかでも売ってますよ。