笑う練習をすれば女子仲間に入れると一週間毎朝頑張りましたが挫折しました。疲れすぎます。私が笑うだけで寒い今の季節が極寒の氷点下に変わります。更には脳の疲れがハンパありません。
多少美人ならエガオを作るだけで男性にモテるでしょうがオバサンだし、女性の群れは偽の笑顔を僅かな兆候で見抜くことなんてたやすいんですよね…。そういう訓練をお互いもう何十年とやってきたんだから50近い私がそういうことをするのは不可能です。今から東大に入れというようなもの。
そういや、実の母親が60歳すぎても女性の多い職場や習い事で村八分にされるだの何故だか嫌われると毎日のように嘆いていました。遺伝子ですね。今の自分はどこから見てもそっくりです。
こうすれば聞き上手になれる!こうすれば雑談できる!こうすれば人の群れに入れる!などというノウハウ本を全部捨てることにしました。それらの本は”正しい”ことは書いていますが、途中で実行可能かどうか見定める必要があります。
ダイエットしたい人に「ヨガしろ 食事制限しろ 一日10キロはしれ 瞑想しろ」などと言っている指南書ようなものです。
そりゃそれをすれば痩せるって誰でも知ってますよって!
大体、土地柄もあります。ただでさえ女子の群れの「空気」は高度なコミュニケーション力を要求するものです。が、京都は女性のみならず男性でさえ人間関係構築は洗練されすぎています。非常に非情に高度な人づきあい術が必要となります。
誤解しないでほしいのですが、いわゆる”ぶぶづけ”ということではないです。詳しく知りたい方は入江敦彦さんの本をどうぞ。
題名だと「イケズ」とありますが、いじわる、という意味ではありません。観光都市ならではの洗練された処世術のことです。文化として最高峰の一つだと思われますがアスペには辛すぎます。
九州の女性の方が大らかで温かく、裏表がないとも聞きます。老後はそちらに行きたいものです。山のアナタの幻想かもしれませんが…。
暇つぶしに読んだ蛭子能収さんの本に慰められました。
競艇に行くために金儲けはする やる気を出すな 出る杭になるな 気配を消せ
などの明言に、胸がすく思いがしました。
アドラーとジョブズを意識した蛭子さんの最新刊▲
チェーン喫茶店で大好きなのは、ベローチェです。
スタ―バックスほど価格も意識も高くなくドトールほど喫煙者がいない。
マンガを読んでクッキー食べて1時間もいれば気持ちが晴れます。
あの「東京都北区赤羽」はこれまた偶然手に入れたんですが、心が救われすぎます。
あきらかにアンタ発達障害やらなんたらだろうが!と突っ込みたくなるようなオジサンオバサンが自由に楽しそうに過ごしています。
ああ、こんな老後で構わないんだ。と心から安らぎます。
子供、孫や親族に看取られ3世代同居で優しくて優しくされてみんなに好かれて~
などテレビドラマ、朝ドラに出てきそうな高齢者になる必要はないのだ。そんな老い方しなくていい。
ベローチェのシンプルなクッキーセット。
チーズとバニラとチョコの3種類が1枚づつなんです。手焼きっぽくてしみじみとして、派手さはないが美味しく、コーヒーに抜群にあうスイーツでございます。