毎日毎日 身体のあそこが悪いの痛いのヤバいやる気がない のばかり書いてすいませんね。
更年期なんで。
若いとき、おばさんらの会話が健康についてばっかの話題で「なんて向上心や好奇心のない人達だ」と呆れていました。が、その年なるとよく分かります。
毎日毎日身体のアチコチそればっかなんですわ。向上心なんてどうだっていいですよ。
で、一週間前よりヘルペスになってました。正確には口唇ヘルペスというものでクチビルにできるもの。私は疲れたり生理前なんかよく右下(ここに常駐していると思われる)に出来ます。
いつもほっとけば治るので、今回も放置し、段々とかさぶたになってきていた(かさぶたになると治りが近い)んですが、夫が
人面瘡(じんめんそう)のようだ
などとほざくので鏡を見たら人生最高に患部は肥大化している。親指程度はあったので、クチビルが二つできたような容姿となった。あまりの豹変さ。中高年更年期おばさんの醜さに滑稽さが加わり、おかしみでゲラゲラ自嘲した。
しかし、こうも患部が大きいと生活が困難になる。食事もままならない。
おそるおそる楊枝でつついたら、巨大なかさぶたが意外な快感 ポロリととれ、膨大な汁が流れでた。やれやれと綿棒で拭くと、かさぶたの下にはえぐれた肉が露出している。
ちょうどM-1がはじまったので、患部はキレていたんだが笑うことは辞められない。
「和牛」は素晴らしいが、あの癖になるようなキモい「トロさーもん」のネタに笑いが止まらず、胃が痛くなるほど笑い、イヒッゲヘッうひょっ!と息をおかしくしていたら
妙なことに気が付いた
右耳がおかしいのである。
ぽこん!ぽこん!という音と、耳がふさがり高山やエレベータに乗っているかのような塞がりようである。心なしかゴーという低音が響いている。
あのさ私へんなんだけど と夫に言っても
いまさらなにを…笑い過ぎたらそういうこともあるのだ 明日が早いとブスツと寝床に入り背を向ける。夫はサザエさん症候群がもう30年続いていて、日曜の夜はきげんが悪くなるのだ。
私は確かに(笑)すぎるとこういう高山病みたいになるかとは思ったが一晩中それが続いた。この状態は思い出した、Twitterで最近見かけたような気がする
これとかなり似た感じだったのです。本当につい最近この記事を見たので「まさかなあ」と思い、あまりに耳鳴りがして眠れないのでネット検索していたら
「突発性難聴」になったら48時間以内が勝負!後から治療はできないので気をつけて!の呼びかけは広まってほしい件について - Togetter
48時間以内に対処したほうが良い、という記事が強迫感を高めました。
まさかなあ。そんななあ。昨年の血縁がストレスで難聴になりかけたとの報を受けました。そういう血筋もあるかもしれない。
ネット検索しまくっているとヘルペスが原因で難聴になるケースもあるとか。
効くというビタミンBを急いでドラックストアで買って飲んで明日の朝 病院に行くことにしました。
朝、耳鳴りは止んでいました。右耳もちゃんと聞こえます。あれ治ったのかな。ビタミンが効いたのかな?じゃあ診てもらわなくていいかな?
しかし、ヘルペスは跡からまた大きくなってきたので、やはり病院に行くことにしました。顔の様相なんてどうでもいいんですよ。難聴はいやだ。聞こえなくなるかもしれない恐怖。昨夜、それをわずかに味わって障害のある人の困難さを爪の先ほどですが感じたのです。
私の給与はもうずっと若いときより医療費に大幅に使われ(もちろん保険なので国にはもっと負担がかかっている)更年期になればさらにかかりスイマセンスイマセンと唱えた。ほんとスイマセン。
そこそこの大きな病院(小さい病院にはヘルペスと難聴との関連を認めないところがある)に行きました。女医さんは「大丈夫、検査の結果、難聴は一時的なものでしょう。でもたぶんヘルペスの影響で三半規管がおかしくなっていて眩暈もありますね。抗ウィルス剤を飲んでください。」と処方されました。
このバラシクロビルは、抗ウィルス剤バルトレックスのジェネリック医薬品です。
バルトレックスはめちゃ高いんだそうな。
第一三共の字がまぶしい。今の薬はこんなに鮮明に文字を印刷するんだなあと変なところに感動した。三食後、2粒ずつ飲んでいる。効いているかどうか分からない。
これにプラスしてヘルペスに効くという「リジン」。そういうサプリメントなんだそうな。これは自己判断で取り寄せて。
こいつがまたでかい。でかいけどネットのレビューではヘルペスに効くらしいので飲む。さらにはビタミンBも飲む。
サプリにすぐ飛びついているようですがまさに。ひょっとしてサプリ中毒かもしれない。なぜかというと、インターネットの情報をあさった結果、ビオチンで指荒れが直ったからです。依存症とはそういう風に仕上がっていくのかもしれない。
私は発達障害の傾向があるので、一度信じ込むと結構単純にしつこくはまり込んでいくのです。
このリジンは発達障害にも効果があるらしく(ほんとうか?)あちこちのブログで述べられています。そういわれてみればリジンを飲んでからイライラが収まったような。最近は更年期のせいばかりと思っていましたがマルチタスク(あの鍋を温めている間に洗濯機のスイッチおしてとか)が辛かったんですが、ちょっとそれが無くなったなんですね。
単にヘルペスがなくなり眩暈がなくなっただけかもしれませんが 抗ウイルス剤のせいかもしれない?少しずつヘルペスも大人しくなってきているようだ。
ここ最近寝つきが悪く、強烈に夢見が悪く 夜中に何度も目が覚めていたのが
これを飲みはじめてから
なんかスッキリして安静な心になっていました。うん、脳に効いているのかもしれない。このリジンかビタミンB 抗ウイルス剤どれが作用しているのか分かりませんが。ありがたいことです。
でビタミンBはあきらかに即効性があって、飲んですぐリポビタンみたいにあれ?と元気がでます。ちょっとびっくりするくらい。それほど、私は最近疲れがたまっていたんでしょう。
そういや先月の11月は一日18時間は働いていた。座り仕事ばかりとはいえ、後半はもうイッちゃってた。毎晩悪夢も見てふらふらしていた。
「だからいいかげん休めといったろうが」
と夫は言いました。そういや、先月何度か「今日は休んだらどうだ」と言っていたような気がする。「一人ブラック企業のようだ」と。記事で何度も働かせすぎる会社許すまじとか書いていて、自分で自分を残業させまくってしまった。結果
一日分の労賃が医療費で吹き飛んだ。なので悔しくて情けなくて、泣けました。もちろん金がもったいなくて。
思い出すに、幼少時から過集中の気がある。どこで休んだらいいか分からず、倒れたりして初めて休むことができる。なぜだかやり始めてスタートスイッチが脳に入ると暴走が止まらなくなるほどやってしまう。自分は疲れているんだな、弱っているんだな、と動けなくなるまで気が付かないんですね。今回は途中で倒れずキッチリやり遂げたので、お客さんに迷惑はかけなかった。なのでそこは良かったんですが。〆切りが終わってヘルペスが出てこうなった。下手したら突発性難聴。耳が聞こえなくなるところでした。
二度とヘルペスを肥大させるほど働くまいと決意しました。
Twitterに情報記事をあげてくださった方にはホントに感謝です。
読んでくださったアナタもヘルペスは放置しないように。働きすぎないように。ふらふらして耳にきたらすぐ病院に。脳にきたらこういうことになるのです。