オンナの手荒れにそそるオトコ
気味の悪いエッセイを読んでしまった。
手荒れがひどい女子。ーそれだけで好きになりそうー|おんなのこはもりのなか|藤田貴大|cakes(ケイクス)
読みながら吐き気がしてその更新を知らせてきたcakesのメルマガを速攻ゴミ箱に入れたがこの気持ち悪さはなんなんだろうと一晩も考えてしまったので記事にします。
私ごときの記事に炎上拡散の可能性はないので存分に書くことにします。
- オンナの手荒れにそそるオトコ
- 可哀想なオンナの手荒れが好きなボク
- 手荒れは病理で、ケガで、疾患のひとつだ
- なぜ手荒れ産業から人が消えていくのか 根性と女子力がないからですか?
- オトコの前で手首を切るオンナは公衆ストリッパー
- ワンオペ育児が美しいと思う人々がいる
- 健気で頑張っている女性と、かわいそうで「そそる」女性との境目は
- 「女らしい」とはなにか
- 「かわいそう」で注目されたい人々
- かわいそう=正義=ヒロインであなたは幸せですか?
- 手荒れの女性を愛する男は手荒れにそそらない
万が一私と同じような手荒れ女子さんたちの為に。こんな男に遭遇しないように。こんな男に愛されるために心をスリ減らさないために。
内容は、要するに、手荒れがひどい女性はそれだけで同情を誘うから好きになっちゃいそうだと言っている男性のエッセイである。サブカル風の文体(実際サブカルの方なんでしょう)の耳障りの良い優しい口調。手荒れがひどいから僕が代わってあげるの手袋買ってあげるの書いているが
つまりは
手荒れにそそる
ぼくちゃんは
女性のボロボロの手を見てチンチンをオッ●テテますよ、ということです。
可哀想なオンナの手荒れが好きなボク
私の右手の真ん中指は、絵の描きすぎでペンだこで醜く歪んでいる。知り合いの洋裁和裁の縫製を50年してきたお婆さんの手は布荒れと長年の激務で変形している。友達の染色家の手は染料でボロボロだ。
彼女たちは自分の手を誇らしげにしていた。私も自分のペンだこが好きだ。数か月に一回たこがつぶれて血が吹き、さらに変形大きくなる。その手は私のパートナーだ。
冒頭エッセイの彼の書く「手荒れ女子」はそういうことではない(笑)
読めば明白である。
自分の人生は手荒れに苦しめられてきた。だから僻みがましいバイアスで読んでしまい曲解しているのかもしれない(と一応書いておく)
僕がかわりに洗剤で洗ってあげたい助けてあげたい撫でてあげたいと書きながら
治ってしまうと嫌だからニベアはあげないとか、ゴム手袋はコンドームみたいでいやだとか、どんなダブルバインドだ。
文章のすみずみまで、気持ち悪くてゾワゾワする。
なんだかんだ女性の心に寄り添うふりをしながら、手荒れが直ったらチンコが萎える、そそらないと言っているのだ。
本当に吐き気がする。こんなオトコ。(この作家さんの他の文章を読んだことがないのでほんとに曲解しているのかもしれないし、イマドキのサブカル女子はこういうマゾヒズムとサディズムの関係が好きなのかもしれない。そこは個人の性嗜好の自由なのでとやかく言うつもりはない)
しかし、私はこの人の文章を二度と読みたくないし、どこかで見たら一切排除するだろう。
手荒れは病理で、ケガで、疾患のひとつだ
手荒れは疾患だ。
女性が主婦が手荒れを悩むのは男に嫌われるからではない。白魚のような手のオンナがモテてちやほやされるからではない。
エッセイはそれを勘違いしている。手荒れの君が好きだよ、なんて男は変態だ。軽妙でオシャレな文章に騙されそうになりますが。
私が長年、手荒れで泣いたのは、もてないからではない(そりゃもてなかったが)
手荒れがひどいと働けなくなり貧乏になり食っていけなくなるからだ。
手荒れがあると痒くて夜眠れない。血が流れて辛い。膿がついて動かせない。ひどくなると関節がゆがみ痛みで仕事どころか生活も困難になるからだ。
子供がいる家庭では子育てすらままならなくなる。
手荒れは女性差別と貧困と密接に結びついている。だからこそ、私は、何十年もかけて克服した手荒れ記事のレビューにくどすぎる文章を入れている。
なぜ手荒れ産業から人が消えていくのか 根性と女子力がないからですか?
人手が足りないと日本中わめいているが、それはほとんど、客のサンドバックになるような底辺接客業や、手荒れ肉体労働で、そのほとんどが女性の役割とされてきたものだ。歴史的にずっと給与が安い。(さらには無料労働だった)介護や保育(子育て)。美容師、飲食店、旅館のシーツ替え、掃除婦である。
皿洗いやホテルのシーツ替えがなぜ今や時給が1000円超えるのに人が集まらないか。人の入れ替わりが激しいか。
女が、若者が、利他的な心がないからでない。苦労をいとうからではない。感情ではない。精神的な頑張りが足りないのではない。
単純に物理的、病理的な問題で続かないからである。
数か月で手荒れがひどくなり、生活や日常生活が困難になり、辞めざるを得なくなるサイクルが繰り返されているからなのだ。
私だって接客や調理は大好きなので続けられるものなら続けたかったバイトはいくつでもある。私のような手荒れ体質でない同僚もあまりの手荒れに仕事のハーどさに次から次へと辞めていった。さらには人手がないから深夜や土日を関係ない長時間労働になり、子育て中や介護中の女性は従事できない上。
かくして、いくら洗剤にあたっても荒れない特異体質や慢性手荒れを辛抱しつくしている人だけが職場に残る。そうした人には強いおばちゃんが多く、新人の女性をいびり倒してやめさせる。
「ゴム手袋は根性がない。皿洗い器はお客様への思いやりに欠けている。手洗いこそが心がこもっている。」
ゴム手袋=コンドームのようで嫌だ=根性やキレイな心、女子力がない
てめえの心がイ●ポで短小なんだよ。
手荒れに性的興奮を覚える男は纏足に興奮する宦官と同じだ。
私も派遣で一度、手荒れがひどいので、洗い場の免除を条件にフロア業務だけを短期間契約でバイトした経験がある。が知能の低い店長と洗い場のおばさんに
「若い人はすぐこういう汚れ仕事を嫌がるのよね!心根がなってないのよね!」と何度も何度も言われた。その店長は「俺はフェミニストだから皆を”ちゃん”づけで呼んであげるのだ」と女性すべてに下の名前に”ちゃん”を付けて腰だの肩だの触りまくり笑顔を振りまいていた。皿洗いのババアはちゃんづけで呼ばれて嬉しそうに何十年もその居酒屋にいつき若者をいびり倒していた。現在、その店は人手不足でつぶれそうである。ざまあ。
何度でも何度でも書こう。
手荒れは疾患だ。
オトコをそそらせるための装置ではない。
オトコの前で手首を切るオンナは公衆ストリッパー
十年前のある社長を思い出す。
条件のいいバイトで、面接採用までこぎつけたが、途中でその社長の彼女である人の話を聞いて断った。
彼女は今回募集している職務をしていたが、精神疾患で、病院に入っているという。定期的に手首を切るんだそうだ。社長はオンナが「私いま手首を切ったの」というメールや電話がくるそのたびに、仕事をほっぽりだし、駆けつけるんだそうだ。
病院でも切るんだそうな。
そのカバーを私にしてほしいらしいがための高時給なんだそうだ。 お断りだ。
「死にたいなら死なせとければいいんじゃないすか」
と思ったが言わなかった。身内や友人なら言っただろう。「死ねば」と言い放ち駆けつけるのを辞めたとたん、彼女は手首を切るのを辞め健康になるに違いないので。
ほんとうに死にたいオンナはオトコに手首を切ったことなど知らせない。知らせてくるのは境界例なんちゃらとかミュンヒハウゼンというやつだ。
社長は「かわいそうなヤツなんだよ…」とうっとりと遠くを見た。とても彼女を愛しているんだそうだ。心の優しい俺に酔っているようだ。
つまりは、手首を切る彼女にチンコを立てているだけなんだ。寒気がした。彼女もそんな男の気持ちを知っていて、彼の気持ちをつなぎとめ、ひきとめるために日夜リストカットに励んでいるんだ。
可哀想だと言いながら、自傷する女性にそそるオトコの理屈は、手荒れが可哀想だといいながら治るとそそらないからニベアを上げないと言っているエッセイと同類である。
私は夫をとても愛しているが、心の底から気持ち悪いな、と思ったことがある。「会社の女の部下が昨日、会社で手首をきったんだよ。かわいそうで、かわいそうで、何かしてあげなきゃと思った」と言った夜。
その目はどこかしらうっとりとし、あの社長の表情に似ていた。
私は「その女は会社の中でストリップをするキチガイだ。その女の話を二度としてくれるな。関わったらキサマを軽蔑するぞ」と言って喧嘩になった。喧嘩はどう収束したのか覚えてないが、その女からの年賀状見て吐き気がしたことを覚えているのでかなり引きづったんだろう。当然、翌年、その女は何度も自傷を繰り返し大勢の人の業務を掻き回し妨害し辞めたらしい。
オトコはどうして「かわいそう」が好きなのか。「かわいそう」に立つのか。
なぜ「かわいそう」でなくなったオンナには立たないのか。だから女は手首をきるのが辞められないのだ。健康になった不幸でなくなった女を愛してやれよ、尊重してやれよ、健康になって自分で自分の自尊心を満たせる強さを身に着けた女に惚れてやれよ。それを一緒に祝ってやれよ。
人に見せるために手首を切る女たちはパッとしない愛されない自分、何もかも自信のない自分、努力が嫌いな怠けものの自分が注目されて愛される(本当の意味で愛されてなくても)のは手首を切って見せつけるのが一番手っ取り早いと知っている。
だから嫁いびりをする姑は息子に泣いて訴えるのだ「いじめられて辛いの、私は不幸なの、かわいそうなの」と。老いた知性のない女の武器は「かわいそう」しかないからだ。
自信のある健やかな女は他人をいじめないしマウンティングしないし「かわいそう」アピールはしない。不幸で怠け者の女だけがそれをするのだ。
ワンオペ育児が美しいと思う人々がいる
ほんとうに死にたきゃ人前で手首など切らない。ほんとうに「かわいそう」な人は喧伝しない。
そういうプレイが好きなのはその人の勝手だ。ラブホテルでいくらでもすればいい。
しかし、そういう嗜好がまかり通るのがいけないのだ。そういう「可哀想」が好きな男が蔓延しているから炎上するのだ。かつそれに群がる女がいる。愛されるために承認欲求を満たすために。
冒頭エッセイを読んだ気持ち悪さは、あのワンオペ育児動画を思い出す。賛否両方のリンクを載せておこう。
ムーニーのおむつCMに「ワンオペ育児を賛美しないで」批判⇒ユニ・チャーム「取り下げはせず」本来の意図は?
ワンオペ育児とは?おむつのCM動画【ムーニー】のママが泣ける!
私は子供がいないので、子育ての苦労が分からない。なので、この動画がいいか悪いかは分からない。当のママ達が判断することだ。
しかし、私の印象では、ただただ気持ち悪い、という印象を受けた。
孤独で泣いている女、痩せて髪を振り乱し、顔が苦労や苦痛で歪んでいる女性の姿にそそる人々がいる。その嗜好の背後には不健康なサディズムとマゾヒズムが隠れている。
この動画はオトコがそそるように作ってある。
苦労をしている泣いている健気な女性こそ美しく輝いている。不幸さが不健康さがセックスアピールに見えるのだ。
反対に仕事でブイブイ言わせて、ボリュームのある身体でハイヒール・ミニスカート。マジンガーZのような丈夫な最新式のベビーカーでぐいぐい街の真ん中を闊歩。ベビーシッターや皿洗い機やルンバを利用して子育てを楽しみ、しょっちゅう高給ホテルで食事をしたり、大勢で賑やかに豊かにパーティをしている女性は健気だ女子力があると映らない。
少なくとも今の日本では。
健気で頑張っている女性と、かわいそうで「そそる」女性との境目は
西原理恵子氏と高須クリニックの院長の結婚は才能ある者同士でしっくりきて、本も読んで楽しかった。とはいえ高須院長さんの昭和っぽい女性嗜好が良く分かる。それもまた愛であるし、私も昭和的嗜好があるので、利他的な二人の関係を好ましくも思う。
しかし、女性の自己犠牲奉仕とそれにそそる嗜虐嗜好の境界線はあいまいだ。
母子家庭 貧乏 アル中の夫
この三点は団塊以上の日本男性の大好物なのだ。昨年、団塊男に絡まれ続け痛感した。彼等は「かわいそう」が大好きだ。自分より下の立場の女性に発情する。男尊女卑社会の中で苦労した母親のような女性が好きなのだ。
東洋経済などの貧困女性ルポルタージュが間違った読まれ方をするのもそういった要因がある。不幸で貧乏な風俗女性はある種の男性(保守的だとかキモイ金のないおっさんとか)にとっては遠慮なくアソコが立つ優良コンテンツなのだ。※ところで、風俗も知られてませんが、女性の手荒れ産業のひとつです。何度も身体を洗うため。
今はもういないでしょうが、私の時代の同級生、背の高い同級生は背骨を丸めて歩いていた。男性にモテないからと。小柄なアイドルみたいな当時「ブリッ子」と呼ばれていた女子は定期的に男性に泣きついていた「ええ~ん、私いじめられたの、可哀想なの!」
そう、オトコは弱い、自分より下、かわいそうにそそられるのである。
「女らしい」とはなにか
いまの日本社会では(他国はどうかしらない。しかし男尊女卑が強い国にはその傾向がある)かわいそうなのが異性を惹きつけたり注目をあびる武器なのだと女性たちも知っている。そして利用して自己承認欲求を満たしている。
昨日の新聞に良記事が出ていた。無断掲載ですいませんが健やかな「女らしい」はどういうことか考えてみてほしい。
2017年8月21日夕刊に掲載された小説家:山内マリ子さんの一文である。
私たち女は、この記事のような経過を良く知っている。この心理状況や社会の圧力を。小学生のときの大胆さや探求心のかわりに、いつしか集団でかばい合いかつ監視いじめあう同調集団で女らしくクネクネと生きるのが「女らしい」「女子力」だと骨の髄まで染みついていくのだ。
「かわいそう」で注目されたい人々
癌治療のとき、何度も「かわいそう」をこじらせた同病(詐称を含め)者やそのブロガーに遭遇した。
癌だと発表したとたん、世間が家族が注目してくれ、優しくしてくれ、ちやほやしてくれるのに味をしめたのだ。最初はそのつもりでなくても。
私も癌プログをはじめて、それまで独自のコンテンツで一度もバズらなかったのがエラいことアクセスを稼いでびっくりした。これは癖になるからヤバいと思った。さらには、同類が近づいて攻撃するは粘着するはで、しばらくしたらコメント欄も閉鎖して引っ越した。
私のアイディンティティは病じゃねえ。
治癒しても10年以上も毎日闘病ブログを書き続けたり、ステージが上なほど立場が上だとマウンティングコメントするおばさんや、詐病かほんとうかは知らないが(たぶん詐病だろう)アクセスが減ってくると陰があるとか立ちくらみがするとか記事にする。手首を切るのと同じ原理なのだ。取り柄がないパッとしない努力もしない誰にも注目されずに死んでいく自分が注目されるから辞められないのだ。
甘えているのだ。愛されたいと。かの隣の国の騒ぎにも似た部分がある。
愛されたい注目されたい承認されたい
飢えた女性がなんでこんなに多いんだろう。男性ブロガーにもそういう人はいるが、闘病ブログは圧倒的に女性が多い。「かわいそう」の愛なんて愛じゃないのに。健康になって自分の好きな映画を観て好きな場所にでかけて本を読んで気の合う友達や恋人を作ればいいじゃないか。
そんなに「いいね!」が欲しいのか 注目されたいか。かわいそうでいたいのか。被害者でいたいのか。病人でいたいのか。
本当に必死に闘病する人はそんなこと喧伝する暇もない。余命が短ければ自分の本当にやりたいことをする。やりたいことがないから、自己承認に飢えてるから、愛されてないから(自分で自分を大事にする技術を知らないから)喧伝するのだ。
医者の見解をはっきり言わないで大げさに闘病宣言するタレントも「同病の人に力になりたい」とは言いつつ、病気を種に仕事が欲しいのである。お金がほしい、自分が世間に忘れられるのが怖いのだ。そうでなければアメブロなど使わんだろう。
かわいそう=正義=ヒロインであなたは幸せですか?
「かわいそう」にチンコを立たせる男と、それを惹きつけるために「かわいそう」を演出する女たち
そういうプレイが大好きならやっていればいい。
余命映画が定期的にはやるのはそういうことだ。たいがい、女が余命である。それを観ながらカップルは暗闇で手を握りあい「命って絆って美しいね」とセックスする。
私はそんな男女関係は嫌いだ。
健康で幸せな私を愛してほしいし、伴侶は幸せで健康でいてほしい。
手荒れの女性を愛する男は手荒れにそそらない
手荒れの君が好きだ(けなげで可愛らしくて撫でてあげたいな!え?痛いので触るな?なに言ってるんだ。そそるから触りたいんだよ。え?治したい?ダメダメ治ったら僕そそらないからニベアはあげないよハート)かわいそうに、かわいいね。セックスしてあげるね(*´Д`)はあはあ。
なんて優しさは愛じゃない。
手荒れの君が気の毒で見ていられない。怖くて触れないよ。傷が割れそうで。痛いんだろうなあ。よし良くなるまで皿洗いは俺の役目だ。さらには俺も手荒れしたくないし一緒に皿洗い機を買おうではないか。そうすればもう二度と手荒れとはオサラバだ!おお!ようやく治ったな。美しいな!プレイしようぜ!
が健全な発情なんではないかと。
内田春菊さんの「物陰に足拍子」という漫画があります。DVの男が主人公女性のケガに興奮するというシーンがあります。痛ましくて、辛くて、忘れられないシーンです。
手荒れの人のことを本当に思うなら、治すのが先でしょう。そそる前に。
飲食店で手荒れのしないシステムの義務や、性能のいい手袋を探すとか、ステロイド依存の危険がない塗り薬とか。家事分担とか、ベビーシッターを頼みやすい社会整備とか、エンジニアなら安くて性能のいい皿洗い機を開発するとか
妻から「たまには皿洗いの手伝いくらいして欲しい」と言われた夫がバーン!と外に出て行った…怒ったのか?と思いきやまさかの行動だった - Togetterまとめ
そう、これが正しい。愛していたら、そういう方向に行くと思うのだな。
皿洗い機が普及していない日本です。
皿洗い機の一人勝ちメーカー パナソニックは、昨日21日発表した。
卓上型の食器洗い乾燥機を11月1日に発売すると発表した。大皿を使ったり、さまざまな形状の調理器具を洗ったりする家庭が増えているとして、従来モデルから仕様を変更。
従来の機械は、賃貸の家庭や、従来の工事が必要なので食洗器設置へのハードルが高い。パナソニックは徐々にそれを超えようとしている。広告も主婦好みのイケメンを使い、女性のリサーチを怠らない。
こういうメーカーの方が手荒れ女性を真の意味で「愛して」くれているのだ。
「かわいそうな君が好き♪」な男は傷ついた不健康なあなたが好きなのだ。(何度も書きますがそういうプレイが好きなのは当人たちの自由だ)
いつか男だろうが女だろうが手荒れ=カッコ悪い
という風潮に変わってほしい。手荒れは精神性の勲章ではない。単なる疾患のひとつだ。
手荒れは、オトコに「可哀想」とそそってもらい注目されるためのラブグッズではないのだ。
手荒れは疾患なのだ。本来あってはならないものなのだ。
今はもう絶版だが、以前貼ったらアクセスの多い本▼

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