子無しですいません幼稚ですいません
子無しは肩身が狭いものです。職場でも法事でも遊びでも…
そんなこたあない幼児もちのママの方が肩身が狭いなどという意見もあるでしょうが
少子高齢化。いくら大変だと言っても将来の国の宝を育てているんだという自負もあることでしょう。「大変なのよ!」と声高にママさんが言いやすい昨今ですが
子供のいない主婦は「ええ、、、すいません、、、ちょっとだけは大変です…」と遠慮がちに声を挙げざるをえない。ほんとはメチャメチャ大変だけど…。
被害者競争、弱者競争、より私の方が苦労しているっ大変なのよっ競争は不毛です。だから黙っているけど。大したことないラクしてまっせえ~なんて顔して笑ってますが。
しかし、ほんとに、普段から思ってます。
ああ社会に何も残さなくてすいません。と。
社会のお荷物だと言われても反撃できません。できる限り税金収めるから未来の子供たちのために使ってください。この先老いて働けなくなったらどうするか。ギリギリまでやりますんで、許してください。安楽死制度が出来たら真っ先に利用します。
養子をもらうのもまだまだ日本では大変
昨日、12月に養子縁組制度の改定が出来たとニュースを聞いて
ああ、ひょっとしてもう一度チャンスが!と調べ直してみたら
夫婦とも45歳以下じゃないとアウトだと。ちい
私ら結婚した頃じゃないか。結婚してすぐ養子取ろうなんて考える夫婦が何処にいるんだ。諦めた時には年齢がとうにアウトだなんて、なんだよ、遅すぎるじゃんか。
泣けてきました。
しかし、その涙は私のエゴです。子育てとは大人本位のものではなく
子供のためのもので
子供が幸せに健やかに育つための制度なわけです。
45歳以上で子供を育てていたら、その子が成人したとき、親はジジババだ。何かあったとき、大変です。子供に負の遺産を負わせるわけにはいかないのです。制度の年齢制限は当然のことです。
私が子供が出来ない年代になるまで何もせず老いて結婚して健康に難があり子供を諦めた。それは社会のせいでも男性のせいでもない。まさしく自分のせいなのです。(今の若い人は社会の格差や貧困が多いにかかわってくるので私とはまた事情が違うのではとも考える。)
私たち老いた子無し夫婦の老後を慰めるために養子制度があるわけではない。その子がこの世界に望まれて生まれ、虐待から逃れ真っ当な教育を受け、幸せになるためにあるのです。
こういう制度がようやく日本で整備されてきたわけです。
この先、議論や色々な試行錯誤を経て、制度は改正されていくでしょう。
整備の過程、試行錯誤の過程の世代が私たちです。養子制度に関わらず、子育てしながら仕事をするママさんもそうです。制度や世の中の仕組みが変わる過程の実験者達。ああでもないこうでもない、という失敗を繰りかえして初めて「使える」制度になるのです。
過程の世代は捨て石そのものですが、あの女子アナウンサーの言う悲しい言葉「捨て石」。私は未来への「捨て石」役割を甘受していこうと思う。泣き笑いで。
活躍している子無し夫婦がいるのは慰め
というように、子無し層のデリケートすぎる豆腐のようなメンタル
加えてホントに肩身がまさに狭いんですね。。。
そんなの日々の心の慰めは
社会で活躍している子無し夫婦の存在でございます。子供いらない宣言をした唐沢寿明と山口智子が清々しいのはもちろん、清々しく子供がいらない宣言をしたからではなく
活躍している芸能人だからですよ…。。。。
イチロー夫婦しかり、村上春樹やタモリしかり。
ここまで活躍して日本社会どころか世界に貢献してるだろうって夫婦たちは子供いてもいなくてもいいだろうって。
※しかしこうまで活躍してても(こんなすごい遺伝子を残さないのはもったいない)とほざく人がいるのも知ってます。
私とは縁もゆかりもない人達です。全然そんな才能や活躍の片りんもないおまえと一緒にすんなって言われそうですが。許してください。なんとなく、子供がいないっていう共通項だけで親しみを持ってしまうんですね。
日本で一番有名な子無し夫婦は
もっとも有名な子無し夫婦。
(敬称略)安倍晋三と昭恵
一番長く、保守に君臨する日本国総理大臣夫婦です。
彼等に子供がいないこと、そして、一定の人気と安定感があること。それがこの十年どんなに私の心の慰めになっていたか…。
子無しを一番責めたてる層のトップに子供がいないやんけや~い、や~い
というのが本音でございまして。
安倍昭恵、アッキーのアグレッシブさ
夫が総理大臣なのに、
居酒屋経営!さらには左翼雑誌AERAの取材に応じ、
なのに、そこそこ適当に、夫の外交にそつなく気働きをして
容姿も若々しく可愛いですよね!50代とは思えない。
これはなかなか、バランスの取れた人なんではないかと考えてた。
しかし、この連日の森友学園報道で、、、実際どうだったとか置いといて。報道が加熱すればするほど昭恵夫人のオパ~パ~な浅はかさがクローズアップがなされ、
この人のバランスの悪さ。それが今回の事件の一番のアキレス腱となっている。
あと、自分が更年期なので推察します。ひょっとして昭恵夫人の年代もこのバランスの悪さの要因のひとつとなっているのでは?
連日の暗に陽にアッキ―を責めたてるテレビ、ネット、マスコミ、雑誌記事。。もう見てられない。
子供がいない女性特有の若々しい溌剌とした感じ。それが以前はステキだと思っていた。しかし、今はもう、痛々しくて。
少しずつ「幼稚」だ、昭恵さんの「幼稚さ」がこの事件を引き起こしたとの報道や意見が増えてきました。ある女性誌は顔相まで出して、昭恵さんの性格がいかに幼稚であるか述べます。うう。
子供がいない女性は子供っぽい
差別になるから誰も今は言わないけど、言ったら炎上するから言わないけど…そのうち誰かぽろっと言うぞ。
「だから子供のいない女性わっ…」って。。。。。
いや、実は私も「子供いないとなんとなくこうなっちゃうよなあ~」とかすいません。考えました。
「ものごとをあまり考えない。非常に子どもっぽい方のように感じています」
そうなのよ。そうなのよ。子供っぽくなりがちなのよ。子供がいないと。独身のときと気分があまり変わらないしね…。
ええ、偏見ですよ。偏見ですが、その傾向はあります。
40歳を過ぎて、あまりに遅い自分探しを始めました。大学院に通い、ミャンマーに行き、
40過ぎて自分探し!
何歳でも自分探ししていいと思いますよ。私の回りには暇を持て余して自分探ししている団塊が一杯います。自分探ししないと呆ける一方ですがな。
子供のいない女性のやること=”自分探し”と批判する人は多い
しかし、この方の自分探しは反感買う。金持ちだから。結婚してて、夫がすごいから。
反対に
清掃のバイトを貧困独身40女性が深夜行いお金を貯めて、インドで自分を発見してシャーマンになった
というのなら世間はすごく微笑ましく見るんです。
しかし総理夫人という社会的ステイタス 聖心出てるお嬢様 大金持ち 時間がいっぱいの子供のいない女性が何かウロウロやっていると反感買います。
一生懸命やっているあれもこれもバカにする人はあとをたちません。「自分探しでしょ?」などとカルチャースクール的な批判をする人は少なくありません。
私は、お金持ちでもお嬢様でもありませんが、今まで仕事上でプライベートで
「主婦の自分探しですかあ?」「旦那さんにお金たくさんもらっているから出来るのよね」「働かなくても旦那さん養っていけるんでしょお?だからあなたの絵は中途半端なのよねえ」「子供がいないなんて時間に自由があって優雅ですねえ」なんて何回言われたことでしょうか。
微笑みながら対応し、影で「タヒね」と呟いて努力して追い抜いてきたのがこの10年です。
子供がいないとアイディンティティを探す旅に出ざるを得ない
そりゃ”自分探し”の側面がないかといえばウソになります。
言い訳ですが。40過ぎて自分探しするのよ。子供がいないと。
子供がいたら自分を探す必要がないの!
子供=女が生物として生まれてきた意味 がなんとか成立するから!
ないと自分を真剣に探さないといけないの!子供いない40歳ってそうなのよ!
同年代の女子が「この子がいたら私の命なんていらないわ」と赤子に乳を含ませている。うっとりとした顔で。
その多幸感はそのママの心が美しいからでもなんでもなくて、単にホルモンの仕業なんですが。
産んでないと、その幸せ物質=オキシトンシンの恩恵を知らない訳です。
子供のいない女性はその幸せサークルに入れない。
心と身体をもてあます子無し女性。
そりゃ自分探しの旅に出たくなりますよ。
加えて自由になるお金があれば、ますます焦燥感にかられ、自分探しにいそしむのです。(お金がなければ必死に働いて、自分とは何か?なんて考えなくてすむからね)
その心にスピ系の人や怪しい人はつけこむのよ!思想的にも右や左にブレッブレに揺れるしね。(子供がいたら良妻賢母の自分が右翼の総理夫人の立ち位置にピッタリマッチして落ち着くからです。夫唱婦随してれば、立派な右翼夫人になれますので)
安倍昭恵さんの姿は、自分の迷走を見ているようで辛いです。もちろん、私よりずっと才能や知性のある方で私がとやかく言える資格は一切ないのですが…。
オンナは同立場の女に厳しい
ママがママに厳しいのは何故かやっと分かりました。
たとえばフードコートやファミレスで暴れる子供を甘やかす親がいる。その批判するのが同じ子持ちが多い。
「こういうママがいるから”だから子持ちは”って言われるのよっ!」て。
どう見ても暴れる一家はDQN層で別世帯なのに、なんで同じ子持ちってだけで自分の立場と同一視するかな~って。
しかし今やその気持ちがなんとなく分かります。
アッキ―!もうやめてえ、わかったから。頑張った。よく頑張った。あなたは悪くない。でも、もう自分探しはやめよ?ね。
なんて他者に口を出したくなる自分がいる。何をしようかはその人の勝手なのに。
▼子無し夫婦の二人の物語が満載のルポ。共感覚えること間違いなし!