本日から具体的Tipsへ
先日の記事▼主婦湿疹、手荒れは治りにくい。「女としての気合があれば治る」的な考え方が悪化をまねく、というのを延々と書いてしまいました。
今度こそ、具体的な話に入ります笑
最後の手荒れ地獄 40歳前半。(今、ほぼ完治の状態です)
▼この記事は、その渦中に書いたもの。
手荒れ・主婦湿疹に効いたソンバーユ
2012年の記事なので、4年ほど前ですね。これが飛び抜けてアクセスが多く、今回、その補完や結果報告のために記事を書いています。
確かに、効きました、ソンバーユ。
他の尿素剤や、メンソレータム系、薬局の手荒れに効くと謳った全てのハンドクリームもほぼ網羅して、どれもダメだったのに。ソンバーユだけが改善に向かった。
そう、ソンバーユ 、一時効いたんです。疾患のようなもの、赤黒く爛れて水泡が出来たのは、ソンバーユのおかげで治った。
しかし、そのあとの主婦湿疹・手荒れ自体には、そのうち、効かなくなったんです。
以前の記事の補完結果報告記事を書かねば、と思ったのはそういう訳なんです。私の記事を信じて、ソンバーユを使用したら、そういうことがあるよ、あったよ、とお知らせしないといけない、と思ったのです。
ソンバーユが効かなくなった
それどころか、その後数週間して、症状は後退、少しずつ悪化してきました。
主婦湿疹はぶり返してきたんですね。。。。残念ながら。。。。まあ、女だからね、少し治ったら、家事やっちゃうじゃないですか。手袋をしもってでも。しょうがないですよ。ずっとやらないわけにはいかない。(女優のようにキレイな手になるまで家事仕事しないなんて不可能だもん)で、ちょっとずつまた悪化する。
だからソンバーユのせいで悪くなった、というより、ソンバーユのせいで、以前より良くなったから、またもや家事や仕事に精を出すことになり、後退した、というのが正しいです。
ソンバーユのおかげで、疾患はほぼなくなったんですが。昼働いたり家事をしたりしたあと、その夜、手が痒くて、手を掻き毟る。するとまた悪化するんですね。
ソンバーユはただの(良質な馬の)油だから、要するに、自然治癒を促進するだけみたい?なんですね。体質が変わるわけでもない。良くなったり悪くなったりの繰り返しです。そして、治りがそこまででストップした。ぴたりと止まっちゃったんです。
そうなると、ソンバーユを塗る量を増やそうが減らそうが事態は変わらなくなってきました。ただの主婦湿疹になっただけなんだから(今までが主婦湿疹の域を超えていたので、ありがたいっちゅうたらありがたいし)これで満足す「べき」だったんですが。
イナバの物置…ではなく白兎のようになってしまった手
日ごろの家事が苦痛なのは変わりありません。頑張ってはいましたが、二人暮らしなので、子供さんがいる家庭の比ではない量なのに。ほんと、台所が嫌いになってきました。料理だって、好きだったのに…。
食洗器や、洗濯機のおかげで、水仕事から解放されたものの、手袋の蒸れ、ちょっとした果物を食べる、濡れた布巾を触る程度で手は荒れていきます。
え~そんなことがあるの?とお読みの方は思うかもしれませんが、一度荒れた手は、むき出しの、因幡の白兎みたいになっていて、ちょっとした刺激で荒れがぶり返します。
夜の痒みで眠れない日々、手から落ちる皮膚のカスが減ってきたものの、膿と水泡が出てはつぶれて、かさぶたが出来るの繰り返しです。自分の手の醜さを見るたびに、溜息が出ます。
この頃、また働きに出ましたが、一日中、綿の手袋をしてました。他人さまにはとても見せられない。手袋は少し掻いたり汗をかくと、黄色い水が溢れ、汚れます。替えをいくつも持っていって従事しました。見逃していてくれた当時の店長には本当に感謝します。
次に効果的だったのはアロインス
ソンバーユの油がベタベタするのも苦痛になってきました。
そんなとき、@cosme(アットコスメ)だったかのレビューで見た、下の二点に切り替えました。(このアットコスメは化粧品だけでなく医薬品のレビューもすごいので、数年、舐めるように隅々まで見ましたよ!)
いや~これは良かったです。昔ながらの安いクリームなんですが。変な色(緑)と匂いもする。だから半信半疑でした。しかし、レビューを信じて、安いし、ダメだったら捨てればいいと。(当時、私の家には使っては効かないハンドクリームや軟膏、手袋が山積みになっていた)
アロインスは、びっくりポンでした。手にすっと馴染んで、主婦湿疹に効いたです。劇的ではなかったですが、、、
だから、私のように、手荒れの域を超えた全身皮膚炎の大疾患とまでいかない、ただの主婦湿疹の方は、アロインスを一度試されるのもおすすめです。
三つくらい大きいの買って、使いきりました。手が治る、とまではいかないまでも、炎症や広がりが抑えられた。
ソンバーユとは違い、手になじむクリームなので、生活や家事をしやすいのがありがたかった。ソンバーユは一度塗るとどうしたってある程度はベタベタするので、作業効率が悪くなるんですよ。だから、ある程度治ったらソンバーユ離れするのは自然な流れだったのかも…。
次はモモのハンドクリーム
ほんと、ハンドクリームとかって慣れちゃうのかな。
アロインス万歳!アロインスがあればなんとかなる!と思って数か月。またもや、手荒れの改善がストップしてきた。
前のソンバーユと同様に、症状が後退することも増えてきました。
もう私は、人様の前に出られないのかな。手の痒みや膿や腫れから解放されることはないのかな。手が動く、働けるだけでも満足しないといけないかな、、、他人に会うたびに、手を見られてはギョッとされるのもデフォルトです。こんな人生なのかな、と。
そこでまたもや見つけたのが下のハンドクリーム。なんか、出先でアロインスが切れて、近くの薬局で臨時で買ったんですよ。(その頃は、仕事先でもハンドクリームが一時間でも切れると、手荒れが噴出し、体液と痒みが復活するから、欠かせなかった。)なんでもいいから塗らないと、、、と買ったのが
アロインスよりめっちゃ手が改善されました。効果があったんです。これもアロインス同様、変なピンク色、安い、昔からある、というものらしい。
昔からある老舗ものって、やっぱ効果があるから続いて販売されているのかな。。。
世の中には、いかにも●●入り!手荒れに効く!的なものは一杯売られているのに…このももの花もめちゃめちゃ安いです。
そのうち、これも、効いたり効かなかったりの時期を迎えるわけですが
そうして、ハンドクリームを変えては、改善、悪化を繰り返しているうちに、手の荒れ部分が減ってきました。腕全体、が手だけに、そして、手のひらが治り、手の甲、指先だけになってきました。
この間数年。
手袋はこれを使った
調理は絶対にしないわけにはいかないですよね。主婦だし。
しかし、手袋は中で汗で蒸れるから、選ぶのを間違えると、悪化の原因になります。
使い捨てのポリ手袋は、寿司屋でのバイトのとき使ってましたが、もう、水分が蒸れて蒸れて、雑菌大増殖、痒みの大製造実験室と化してました。(だから手袋があるから大丈夫と、食品関連・その他手荒れのしやすい職場に勤めたりするのはいかんのです。もう、諦めるしかありません。手荒れのしやすい人は。状況が許すなら違う職種がいいのです)周りは手袋をしているのに手が荒れるわけない、と思い込むし。
布ものは指に張り付いてまた痒い。ごわごわしていると、調理が上手くいかず、包丁を使うと指を誤って手袋の上から切ったりもしちゃう。めちゃめちゃ効率が悪い。
野菜や肉を切るのは、巨大で丈夫なキッチンハサミを使うことを覚えました。
便利で今でも使ってます。イチョウ切りとかなんとか切り、料理の基本なんてきれいさっぱり忘れましたね笑 そんな女の基本なんてなくてもいい、美味しい栄養のあるもの野菜を日々ちゃんと食べれたらもう、包丁の使い方基本とか台所のマナーなんてくそくらえです。
まともな料理をするのすら、手荒れをしていたら困難なんだな~と思いました。
そんなとき、介護の仕事をしている知り合いに聞いたこれ。
医療用の手袋なんですね。お医者さんとか看護師さんとか。
もちろん、手の汚れが患者さんや手術時にいかないためなのものである
と同時に
下のお世話とか、患部を触る、医療者の手を菌や感染症から守る目的がある。
そうですよね。看護師さんや介護士さんの手が荒れやすいって聞いたことがあります。
これが調理にめっちゃ便利でした。指にぴったりフィットするから細かい作業ができるんです。使い捨てなので、蒸れてきたらすぐ脱いで捨てて、次の新しいのを遣えばいい。
もう、ほぼ完治して、ハンドクリームを以前のほど使用しなくても手が荒れなくなった現在ですが
素手で調理をうっかりすると荒れやすい現状です。
この手袋だけは台所仕事、掃除などにいまだに使い続けています。