忙しいのを言い訳に…
最近、仕事が忙しかった。
似顔絵の賞や勉強会に一週間続けて出てみたり、さらにすぐにまた一週間続けて、百貨店で営業してみたりした。寄る年波にはボロボロですが、闘病以降はじめて、少し無理をして出て行ってみて、やってみることが出来た!私もなんとかやれるぞ!やっていこう!という自信につながったので、ホント嬉しいです。
似顔絵の仕事のブログは、営業向きのために作ったので、出来る限り自分の本音や暗い部分を封印して更新していたんですが
あまりに多忙すぎて、こっちのブログで、暗闇部分を吐露するというデトックスをなおざりにしてた。そのせいで、ついあっちで、色々こみいったことを書きすぎた。万博記念公園の岡本太郎の太陽の塔の裏と表のように、このブログとあっちのブログの方を、本音と建て前を使い分けるつもりが、ごっちゃになってしまった。
あっちの方は、アメブロで、アクセスも多いせいか、同業者や、アメブロB層が多いのです。
謎のメールや申し出が多発した
なので、この一か月、変なクレクレメールや、申し出があまりに多すぎ、糞忙しいのに、彼ら彼女らの対応をするはめになり、ほんと疲れた。スルーするにも多すぎるし要求が込みいっていた。
で、お祓いをしてみることにした。
あきれ返る厚かましい人々
突然 ファンです とメールを寄越し、技術教えろ、仕事場寄越せ 人脈教えろという人々 一人や二人ではありません。。
他の絵師そっくりな絵柄で営業することは許されることではありません。しかし、技術を学びたいあまりに、他者の絵を模写をしているうちに似てきちゃうってしょうがないことだと思うんです。私もせっせと目標の憧れの絵師さんの絵を模写してたら似てきました。しかし、「あなたの絵を盗(パク)りたいから、友達になってください。フォローしてください。描き方を教えてください。この画材はどこでいくらで買いましたか?どうやって使ってるんですか?」と書いて寄越すのはほんま違うと思うんですよ…。うん。わかるよね?
過去のブログ記事を読んで出展文献を教えろ、場所を教えろ。記事を(タダで)書け。写真を(タダで)寄越せ、加えてWEB上のは画像が小さいから元のを寄越せ 文章をまるごと(タダで)寄越せ。○●について何日までに(タダで)調べろ。著作権もよこせ。の出版社たち(これらは昔からくるメールです)聞いてくるだけマシかもしれません。。。。昔から無断引用転用盗用はされてきました。
業界のレジェント的な人からの「ブログ記事を読んで、あなたは自分と波動が一緒だと思った!」とメール。(挨拶程度でちゃんと話したことがない方。波長でなく、波動が同じ!というところがメチャメチャ怖い)めっちゃ親し気。だんだん分かるに、なんか、美容関係スピの営業目的で私に接触してきたようだ。素晴らしい実力者の方だからメールをもらえて嬉しかったし、すぐ信頼してしまった。しかし、雲行きが怪しくなると無碍にも出来ず、真意もつかめず、悪意があるのかないのかも不明。たぶん、善意しかないw悪気がないこういう人達はほんと困る。悪気の確信のある人の方が頭いいから対応が楽だ。
とどめは意識高い自営夫婦からのライティングと雑用従事依頼。意識高いから、意識低い私のことが部下にしか思えないらしい。しかし、仕事上の部下なら給与が払われるが、なんと、ほぼボランティアの要請。チームや仲間だと煽ててきましたが、要するに雑用をタダ同然でするオバサンが欲しいだけだったんだな、と理解するのが時間かかった。
基地外見本市かっていうくらい、変なメールがいっぱいきたのだった。
どうやら、私は、一見、弱い暇なオバサンで、お人よしに見えるらしい。昔から、家族にすらそういう扱いを受けてきて、そういう体質を直したつもりだが、貧相な容姿が災いなのだろうか。金髪にでも染めたら、そういう舐めた要求やメールがこなくなるのだろうか。
で、お祓いをしてみることにした。
迷惑な意識高い人々
どんなに意識高い夢があっても、それがお金を生み出さない段階では遊びである。
世界平和、貧困の子供を助けるとか、業界を浄化するとか、本当の芸術を広めたいとかすごい目的があっても、現時点でお金が出ない、経済活動とは無縁であるかぎり、それは、「遊び」なんだよ。それに誰かを巻き込むのは俺たちの遊びにお前の時間よこせって言ってるのと同じなんですよ。
現金の入る、本業仕事をコツコツして、利益を出して、その利益を用い時間を作り、合間にその素晴らしい意識高い夢をかなえるようにしたらいいんです。本業で正当に利益出して、その利益でルンバや食洗器を買いシッターを頼み時間を作る。出来た時間でサイト更新したり、あふぃりえいとをやれと。やがて、その利益が出て、ある程度たまったら、雑用をする人をハロワで募集かけるのです。(実際、この10年見てきた起業して、成功している人らはコツコツそういうやり方をしている。意識高かろうが低かろうが、夢をかなえる人は黙ってそうしてやってるんです。意識の低そうなその辺のおっちゃんおばちゃんが地道に回している社会を舐めるな。)
好きなことの夢と、現実のお銭が入る本業を分けて考えるのは当然です。
兼ね合い、優先順位を付けること。整理整頓すること。
ほとんどの仕事の基礎は事務の整理整頓にあると思います。考えていることプライベートや本業、夢を全て洗い出して文章化し、優先順位をつけ、お金を計算し、出来ることから着手するんです。もちろん、期限をつけて。それまでに現金化できなかったら間違えてるから、バッサリきりすてる。その繰り返し。
まずは、孤独に一人でコツコツと!どんな世界でもそれは共通
何か新しいことをやると、失敗する確率の方が高い。そのチャレンジは必ずしてみるべきだと思うけど、身内の家族だけでやれ。正当な報酬を払えない段階での試行錯誤に他人を巻き込むな。他人に善意の協力を要請するな。それを出来るのは宗教だけです。いずれきたる素晴らしき理想郷のために、おまえの労力を提供せよ、と。
私は、一人でやってきたし、一人が好きです。私は漫画の「ワンピース」は1巻しか読んだことがない。夢だ仲間だとか言われたら、胡散臭くて気持ち悪くて警戒します。世代が違うんです。一人で燃え尽きる「あしたのジョー」とか梶原一騎の方にシンパシー感じる世代なんですよ。
夫婦の自営業と仕事をするのはホントに大変だ。何度か夫婦もんの自営のWEB手伝い仕事をしてきたけど、大体、夫側が相当話が通じない。ちやほやされてきたせいか保守的気質が強く、上から目線でお花畑。従業員や外注先を小作人みたいに扱いはじめ、契約の話ができない。外部から来たお嫁さんの方が賢明で能力がある。
夢をかなえる「遊び」をする時間がない、子育ても大変。だから、信奉者のおばさんにボランティアさせて手伝いやれってつうのはおかしいですよね、ちゃんと利益が出てからお話くださいね、てことを何度も言うのに分からない。なんせ意識高いから。WinWinだと思ったって。んなわけないでしょうが。WinWinってのは双方にメリットがある場合に言うんです。イベント仕事紹介してやるって。そんなのいらん。年寄だから出張イベントは疲れるねん。私は派閥に入ってガンジガラメにされたくない。
素晴らしい人達だけど…互助会はご勘弁
同業者は嫌いじゃないです。面白い魅力的な人が多い。自分より遥かにすごい絵を描いて、そしてそれでずっと営業してきたということでホント、まじにリスペクトしてます。
しかし、業界の濃い人間関係にはある程度は距離を取るつもりでずっといます。今回の多忙シーズンにますますその決意を新にしました。
勉強会や大会は、技術の取得という意味で今後もガンガン参加したいですが。
何故距離を取りたいというと、若い人が多い。若い人の考え方や体力があるので、それを尊重したいためです。
もうひとつは、やっぱ派閥的なもの、互助会的なのがドーンとある。そういうのにガンジガラメにされたくない。そういうのが嫌なので独立したわけですよ。技術がド下手にも関わらず。(上手い人が独立する場合が多い)なのに、またどっかに属して、縛られたら、仕事を盾に逆らえなくなる。
だったら、もう一度、普通の勤め人に戻りますがな。その方が労働基準法などの法律で守られますからな。フリーなのに!労災や雇用保険も定休日もないのに!
派閥のボスや仕事をいっぱい回してくれそうな人あちらこちらに一生懸命、ホステスか、第二次世界大戦前後のイギリス二枚舌外交みたいな事をしている人も知ってますが、仕方ないでしょう。席描き似顔絵師は、現場イベントがなければ、失業同然です。
私も誘いを断ることで、仕事のチャンス減るよな~なんて計算が働かなかったわけではないです。そういう下心に付けこまれたのかなあ。。
今は自分でやれる時代
しかし、今はネットやSNS、ブログで営業できるしな~。究極には、ちゃんとそういった経路でも、お客様を大事にして、一生懸命やったらええのにな、と思いますが。(ライティングやWEB運営接客は、今や自営業の基礎の基礎なので、それが出来ないなら、どこかに所属するのがベストだと思う)
一人で営業するのが大変だから組織を作り、会社を作り、その中で、やっていくのは良い戦略だと思います。仲間がいると技術がみるみる向上するし。若くて徹夜が効く身体なら、私も似顔絵会社に入れてもらって鍛えてほしいな、と思います。
DQNや魑魅魍魎、天使とカリスマが混在する 玉石混交の業界
似顔絵業界は、ほんま素晴らしい人が多い反面、裸一貫ではじめた人が多く、学歴がない人もいる。
そこがフラットで自由で、実にいいとこなのではありますが。本当の実力主義。一般の会社みたいに学閥や勤続年数が年齢が上だとかでいばりちらすとか通用しない。腕一本でやっていける(その分、転落リスクも強いですが)
契約書?は?なにそれ食べれるの?
ていう感覚の人(の方)が多いし(昨今デザインイラスト漫画の契約についても取りざたされてますが似顔絵はさらに下層です)入金期日は遅れる忘れる人の方が多いし(そんなことやったら噂になってヤバいとか微塵も思わない)
口約束の情で、うやむやになることや過剰労働を余技なくされることも多いです。顔を覆うような金額の踏み倒し未払いの話も聞きます。さらに信じられないのが、それを泣き寝入りしちゃうとか。ありえない!ちゃんと回収しようよ。少額訴訟や内容証明郵便なんて簡単な手続きだよ!
自分と元締めとの関係が、雇用関係なのか請負なのか派遣なのかも理解しない。だから、平身低頭で奴隷のように従うか、野放図に振る舞うかのどちらか。より旨い話があると、そういう契約関係や責任を考えず、すぐ飛びつく。その繰り返し。(でも賢い人はいて、そういう人は、意識的に自覚しつつ、忍び、少しずつ独立営業をしている)
さらにアーティストは、情熱的な人が多いですが、事務作業契約の手続き営業の手間を惜しむ人が多い。あと、ほんと、意識高い人が多いので、クレクレ攻撃と嫉妬。大きな舞台で目立ったり、賞を取ったりした実力ある人に、悪口攻撃したり。オトナのすることとは思えません。メンタルがヤバいのか、愛想笑いができない 服装が汚い、匂ってくるとか。それを芸術家のスタイルだからしょうがないとか言うか。
で、お祓いをしてみることにしました。
おまえの自慰を売ってるんだよ!
だから、いつまでも、似顔絵の人って見下されるんじゃないかね。私も人のこと言えませんが。絵を描いてるからバカにされるんじゃなくて、ふつ~のふつ~の人達の公共のルールを芸術家だからって放棄するからでしょうが。
私はだから似顔絵に限らず自称他称アーティストが苦手です。普通の会社員、販売員、営業、コンビニ他の仕事とどう違うというのでしょうか?一緒ですよ。さらには、私クリエイターだから営業事務運営が嫌いなのよね~なんて言うのを聞くと、もっと距離を置きたくなる。自分のオナニーを人が買ってくれてるんだっていう謙虚さはないのですかね。
売れなくなったらあっという間ですよ。客の一人にバブルに活躍したデザイナーの人がいてお話を聞くと、仲間の有名どころは、売れなくなって全員自殺しちゃったってさらりと言うんです。さらりと。首つっちゃったとか。ダメになったら首つる代わりに筆を折りコンビニ牛丼屋で働けるくらいの気力体力常識営業力は必要です。
無法地帯?
とにかく、一般社会の契約がまるで通用しない。私がおかしいんじゃないか?ってくらい。
占いの人と距離が近い現場が多いから、スピリチュアルや宗教にはまっている(はまっていた)人も多く見る。カルトだけでなく、マルチねずみ講、似非科学医療健康食品、トンデモ科学、パワーストーン数珠、自己啓発セミナーや反社会的層の人、左翼政治の人もガンガンアプローチかけてくる。境界例などのメンタル疾患を抱えて一般企業で働けず反面芸術面で才能がある人も少なくない。敷居の低い業界は、実力さえあれば、参入できる反面、こうした危険が多いのです。
社会的にも弱い立場なので、派閥や組織を作るっていうのは大事だと思います。最近、大きな似顔絵の会社があちこちに出来て、全国で活躍していますが、きっと作った人は、そういう状況を打破する意図もあるのでしょう。組織が大きくなると税金も払うし、働く人も(本当の意味で)意識が高くなる。
確定申告なにそれ?食べれるの?なんて人も少なくないですが。そう、税金はちゃんと払いましょう。この日本社会で生きてる限り。働いて、規定通り税金を払うなら、意識高いビックな夢を叶えずとも、もう十分、この社会に貢献できるのです。
生き残るだけでも精一杯だけど
個人営業の変な人は、これからもワラワラ出てくるけど、ワラワラ淘汰されるんだろうな、と思います。淘汰されないようにしたい。5年後も絵を描いていられるように、頑張りたいです。
この1か月は、似顔絵のコアな大会に出場したせいか、ほんと、業界どっぷりの感覚になり、百貨店営業でヘロヘロなのに、わ~っと変なメールもあちこちから来て、泣きそうでした。クレクレの人って断られたら自分が被害者みたいにふるまうのな。
お祓いをしなくてはっ!
て思いました。
祓いたまえ!清めたまえ!
ひどいネガティブな感情の波が押し寄せ、低レベルな議論に巻き込まれそうだ。お祓いなんてしたことはないんですがね。折しもそのとき、奈良でシカに鹿せんべいをあげていた。
春日大社でお祓いをしよう、と思いました。
どうやったらお祓いをしてもらえるのか、皆目さっぱり分かりません。
社務所に行ってみました
とりあえず、神社内にある「祈祷所」という場所に行ってみたら、小祈祷5千円~とある。その上は1万とか10万とか、なんじゃそれ。
高っ!
しかし、今は、このわけのわからない、変な人間関係を祓いたくてしょうがない。ほんとに、この1か月の大量に押し寄せた、同業者それ以外の人もろもろの、クレクレメール。尋常じゃないほどメチャメチャ胡散くさい。似顔絵大会とか、ブログのPVが跳ね上がり、人目につく目立つ場所に出たせいなのだろうか。他にも良心的な声かけ、新しい優しい友人ができたり、気持ちの良いお仕事の紹介や出会いも押し寄せてきた。なので、きっと私の通り道(?)が広くなり、風通しが良くなったということなのだろうか。お祓いをしたら、変なものがいなくなると同時に、いい話もなくなるかもしれない。私は、そういう運気的なものにちっとも興味ないので、良くわからんが、なんか、胡散臭い気持ち悪い下心満載の何か、変なのが背中にズシンと大量に乗っているような気がする。塩を撒くくらいではどうにもならないような気がするのだ。
大がかりだった!
5千円でお祓いを申し込んでみた。大した出費である。
受付に巫女さんがいて、入口でお金を払い、用紙に記入する。「お祓い」という項目はないので、開運厄除けという名目にさせられました。住所欄を開けておいたら、「必ず書いてください。祝詞で読み上げるから」という。
なんやねん、よくある神社での、節句で、巫女さんに紙の束が棒にひっついてるのをサワサワ頭上で動かしてもらうだけではないのかな。
びっくりしました。
お祓いどころではないです。
おったまびっくりの体験で、奈良のトップ神社、春日大社はさすが、鹿を神さんにするだけある。
別室のやたら広い、神事を行う部屋に通され、厳かな音色とともに、壮大な神事が執り行わられた。その時間、約2、30分。これはすごい。五千円では安いのではないか。
5人の巫女さんと神主さんが現れた。
そして、雅楽を演奏し、美しい声で朗々と祝詞を唱える。
人生初のお祓いがすごかった
すげえ、わけわかんないがすげえ。5千円でこれだから、1万円だと、10人くらい巫女さんが来るのだろうか。(検索してみたら、新車のお祓いで、10人巫女神主が来たという記事を発見)
首に細長い紙でできたペンダントのようなのをぶら下げ、神主と巫女が私の頭の上でふわさ、ふわさ、と何かを動かす。祓っているらしい。
祝詞が唱えられ、私の住所を番地まで読み上げる。そうか!カミサンが家まで来るのか、だから住所が必要なのか。
意味不明な良く分からない神事が終わり、茫然としてました。
塩と、お札、お守りをいただいて、帰宅しました。
効果はもちろん不明 笑
祓えたのかはわかりません。たぶん祓えてないでしょう。はっきり言ってまるでその手のことは信じてません。が、5千円もかけて、美しい巫女さんたちに祝詞をあげてもらったことで、何やら気持ちに区切りがついた気がします。
そう、区切り。
神道は、その区切りをつける、清めの儀式の「気分」が大事なのかなと思いました。
夫は君そのものが厄災なのだから、諦めた方がいいと云います。お清めは君が寿命を全うしたときなされ、周りが胸をなでおろしホッとするのであろう、と。
5月だしな、5月病なのかな、こういうのも。