ご当地缶コーヒーとは
先日観たケンミンショーというテレビ番組で千葉周辺だけで飲める缶コーヒーが紹介されてました。
練乳入り、そしてやたら甘いとの評判で、テレビの画像はコーヒー本来の黒さや味わいなど無視したかのような、ミルク色。
こりゃ飲む人の気がしれん、と一瞬思いましたが
だんだん、日がたつにつれ、飲んでみたい、との欲望が増してきました。
しかし、こちらは関西。そうそう気軽に手に入るものではない。
京都でもご当地缶コーヒー発見
ご当地の缶コーヒーというものがあるのだな、いいなあ、と思っていたところ、京都はJR山科駅で入手したのがこれ。
「京珈琲」ダイドーブレンド
どう京都なのか?
京友禅のような柄と行書体の組み合わせがいかにも!という風情です。
絹ごしなめらか
とは一体どういうことなんでしょうか。
京都独自の土産物特有のキッチュさが漂います。
絹磨き高級豆使用
とあります。なるほど、そこが京都ポイントなんですね。
読んでもさっぱり分かりません。
なんとなくこじ付けのようにも思います。
本来コーヒー豆は磨くものかどうなのかすら分からない一般人にとってはケムに巻かれて買ってしまう威力は十分にあるキャッチコピーです。
飲んでみました
しかし和風という触れ込みに反して、ちゃんと正統派な味わいのコーヒーでした。
ほどよく甘味バランスよくミルクが入っていて、品のいい味わいです。これが絹ごしならでは!と言われたらそんな気もします。
缶コーヒーのカロリー
100gあたり36Calなので、1本だと67カロリー。一般的な缶コーヒーより少し甘めですね。
それにしても、なぜ缶コーヒーをはじめとするソフトドリンクのカロリー表示は「100gあたり」が多いのでしょう。一本あたりを表示してほしいものです。
さすがのダイドーの味わい
甘いわりには飲みくちのど越しがベタベタしていないし、コーヒーの風味も存分にしました。ホットにすると更に美味しいのではないでしょうか。
老舗コーヒーメーカー ダイドーブレンドらしい美味しさです。
昨日のほうじ茶ラテとは反対の印象です。
ほうじ茶ラテは外見が女子力満載オサレな洋風のふりをして、味わいが隠しきれない京都のヤニ味ほうじ茶そのものだったのに対し
こちらの「京珈琲」は、フツーに美味しかった。京都そのものかというとそこはパッケージのみで、パンチがないかもしれません。
しかし、土産ものとはそんなものでしょう。京●●といえば、京都っぽくなるので。八橋味のコーヒーがあったとして、人に送ったところで顰蹙を買うだけです。
観光客が京都でふらりとコーヒーを飲もうとしたら、これを買って満足されることでしょう。
▼DyDo
ダイドーブレンド 京珈琲|ダイドードリンコ株式会社|製品情報|ダイドードリンコ
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