修羅こーさく!?
を買ってみました!弘兼憲史先生が
「私は許した 博多の皆さまも許してやってほしい」
との衝撃的な帯に惹かれました。▼
どういう漫画なのかちっとも存じ上げなかったのですが。。。w
島耕作の博多編は魅力的!
この「社畜!修羅コーサク」という漫画は
あの国民的まんが「島耕作」を元ネタに博多を笑いまくるものです。
島耕作を読んだ人はご存知でしょうが、島耕作は仕事で左遷され博多にいた数年があります。もちろん島のせいではなく、複雑な事情サラリーマンの悲しい性。島耕作は黙々と耐え墓多博多に赴任。もちまえの誠実さと能力で博多の人々の信頼を勝ち取り、交流を楽しみます。オンナたらしの彼は、やはり博多でも女にモテ、祭りの山車に参加し、褌を占めて50男の美尻を魅せてくれた。
島耕作の長いサラリーマン史の中でも博多編はもっとも面白く魅力的な時代ですね!
はちゃめちゃサラリーマンまんが
その博多時代を本家取り、リスペクト、オマージュ?北斗の拳とかカイジとか色々な少年漫画のエッセンスやギャクを加えてメチャクチャにしたギャグマンガです。
最近でもあの魔夜峰央先生の「翔んで埼玉」が再ヒットしたことが記憶に新しいですが
福岡県博多市をFuckoka(ファックオカ)墓多と呼ぶディスり具合。
ポリティカルなんたらぎりぎり(いや多少は逸脱)した、やばい面白さで、一気に読みました。
炎上ネタもネタに(?)して、細かいギャクが次から次へと炸裂します!!
博多大好き!
私は去年よりご縁あって数回、博多に旅行に行きまして
この修羅の国が大好きになりました!!
もちろんあの中州の屋台デビューしてます!
本場の屋台の豚骨ラーメンの美味しかったことよ!一度食べたら忘れない!
残すなんて!そりゃ川にぶち込まれますとも!
差別用語ネットスラング満載ですが、根底に博多への島耕作への愛が溢れているのが分かるので、笑いころげます!
地元を愛しているがこその自虐Disネタですよね。
京都ではここまでぶっとべない!修羅の国だから
かつて京都を舞台にした漫画で商業誌に載った際、担当さんに「中途半端です。下品にするならトコトンいかないと」と言われても思い切ったネームが出来ませんでした。今だから言えますが担当さんより京都人の方が怖かったww私は根っからの京都人ではないし。今でこそ京都の観光グルメ漫画はいっぱいありますが、まだまだ千年の都、京都をdisり笑いは難しいような。
だからこそグレゴリ青山さんのギリギリ自虐ネタが京都への愛に溢れていて素晴らしくあれを超えるものはなかなか登場しないように思います。
京都をまだこの漫画「社畜!修羅コーサク」の域で笑うことは現実には難しいでしょうが
最近「京都ぎらい (朝日新書)」という新書が出て。京都内でヒットしている。内容は題名ほどのことでなく普通にエッセイです。でも、こういう本を京都人が好んで買うということは、実は自虐して笑いたいとウズウズしているんじゃないかなとも思います。
福岡好きの人もそうでない人も社畜もそうでない人も!▼
もう少し年が上の社畜なアナタには、もちろんこの漫画▼