女はそれを望んでいない
雑誌『PEN』に載っていた広告なので、きっとデザイン意識の高い人向けなんだろうけど…
パナソニックの新作、掃除機である。
違う…なんか違うよ、パナソニック、そこがツボじゃないよ松下サン…
スマホの着せ替えカバーを意識したのね。女性はオサレな柄を好むから。花柄は鉄板やし!こういうデザインにしてみたんだと思う。ローラアシュライみたいなイメージ。
…どうしても、花柄ポットとか炊飯ジャーとか昭和の家電を思い出しちゃうんだよね。これはこれでオサレだからさ。そういう昭和路線を狙ったのだろうか。
柄のバリエーションも続々と
左上は、従来のパナソニックのデザイン路線ですよね。
もし買うなら、うちの食洗器や冷蔵庫はこういう色なので、合せるために、左上を選ぶでしょう。
右上はオランダのデステイル的なの。モンドリアンとか意識したんやね。
左下は北欧デザイン風だそうです。主婦層に北欧ブームが起こり、マリメッコとか人気あるもんね。
右下は、ピンクバタフライで、独身、キラキラピンク好きの人向けでしょうかね。
いずれにせよ、なんかはずしているような気がします。だって全体像が大して変ってないからなあ。形が、ニッポンの家電!って感じなんだもの。
オサレな柄でしょ!?女性はそういうの好きでしょ?とのオジサマのドヤ顔が透けて見えるような…。しかし、私のこの捻くれた感覚は間違いで、実は売れまくるかもしれん。レトロで新しい!ということで。
お花っぽい掃除機は他にはないので、スイートなインテリアの家には重宝するかも。あと、外国にはその意外性が受けるかもしれない。中国とか。
オサレな人はこういうのを選びそうな気がするんだなあ。
ケルヒャーはかっこいいよね。ドイツっぽいイエローがたまらないな。ダイソンはやっぱり不動ですね。
日本ならマキタが一番好きです。もともと業務用なせいもあり、デザインは簡素すぎるんですが。よく吸い、よく動きまっせ!