更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

ももたろさん 03

昨日までのあらすじ/デザイナー 雉谷由香(きじたにゆか)が仕事帰りに見たのは川に流れる桃で「ももたろさん♪」と歌いながらドンブラコと流れていた。

桃太郎とは誰なのか

日本でもっともポピュラーな昔話、桃太郎。原作がなくても、口述でその話をそらんじている人がほとんどでしょう。「むか~しむか~しあるところに…おじいさんとおばあさんが…おじいさんは山にしばかりに…」皆、これを暗記して語ることができる。不思議ですね。出典はどこなんでしょうか。

たとえば青空文庫に芥川龍之介の「桃太郎」があります。

この桃の枝は雲の上にひろがり、この桃の根は大地の底の黄泉の国にさえ及んでいた。何でも天地開闢の頃おい、伊弉諾の尊は黄最津平阪に八の雷を却ぞけるため、桃の実を礫に打ったという、――その神代の桃の実はこの木の枝になっていたのである。

…さすがの芥川センセイ。芸術的な表現ですね。日本人にとって「桃」は黄泉の国に通じる神秘の果物だと言われています。イザナギノミコトが、桃の実を使い、死の穢れを払ったという故事があります。(イザナギとイザナミ 第5章 黄泉の国

また、JT飲料の「桃の天然水」にまつわる「そのCMに出ると不幸になる?!」という都市伝説も、桃の実に人々が感じる神秘性によるものからきているのでしょう。

「おじいさんとおばあさんが…」という枕詞ではじまる英雄譚。桃の実に入っている、鬼退治をする男子。そこにはどんな意味があるのでしょうか。

最近拝読したブログ記事

「おとぎ話」の作者はだれなのか? (チェコ好き)の日記

さまの記事にある、メルヘンとファンタジーの違い、年代・人物が特定できないといった考察は鋭い示唆に富んでます。