更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

ウツ病の間に読んだらイカンもん

読んだら悪化しそうな本

さて、うつ病を直す手助けをしてくれたマンガのことを延々と述べましたが

読んだら後退しそうなものもありました。

そのマンガをけなしたり批判したい訳ではないのです。我われにとってその時不適切だったと言いたいだけです。

状況が変わったら読み直したらまた違うのでは。

でも今も読む気はあまりしません。「傷口」を広げそう。やっぱ深刻になって考え込んで対峙してしまうからなあ。。。

どれも名作なんですけどね。

うつの時に鬱をテーマにした本を読んではいけない

 ▼「うつヌケ」

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

 うつ業界に画期的な旋風をもたらした名作。

私は出版初期にすぐ読んで、とても面白いと思って感動したんですが、渦中にもう一度買って読んだら堕ちました。

夫にいたっては、1ページ見たら落ちました。

なんといったらいいのか…。まさに渦中の問題そのものを扱った本なのですが、そのものすぎて辛いのです。

人によってはこの本で救われたというレビューもあるし、助かることもあるんでしょうが…。

人それぞれという曖昧な結論にするほかありません。

内容は、鬱の人の歴史や治療ノウハウに近いので…。現状を忘れて「休み」たいのに、内容に共感することによって、現状の辛さにまざまざと向かいあうはめになり、何と言っていいのか…。

つまり、現状が同じすぎて「共感」しすぎて脳が疲労しちゃうんです。。。

思うに、鬱のときは、人生の豊かさや自由さを忘れている状態なのです。それを取り戻すためには「忘れ」て「休む」ことが第一ではないか。

ステキなことを思い出したい、取り戻すのが治癒なんですよ。

楽しいこを思い出すきっかけを作らなければいけません。大変なときほど、ほのぼのとしたり、単純明快な楽しいスポーツの物語を読んだほうがいいと思うんですね。

同様なテーマで有名な「ツレがウツになりまして」

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 

 うつ病を世の中に知らしめた金字塔のようなマンガです。これも発表すぐ読んで、とても感動し、映画にまで行ったんですが

渦中に読んで役に立つかと思い再び買ったら、なんつうか…、やはり自分たちの現状と照らし合わせて辛くなりました。

よく目の前の問題から逃げてはいけない、と言いますが

目の前の問題と取り組めない状態がウツなんですね。そういうときは逃げるに限ります。

この本は精神科の先生にも勧められたので、イケると思ったんですが。

ともかく鬱の時にウツをテーマにした本は読んだらアカんのです。

ややこしすぎる極端な世界観も避けたい

 なるべく「死」とか「現実」の辛さを扱ってないマンガがいいんじゃないか。

ウシジマくんなんて大好きなマンガだったんですが、うつ状態の時は表紙を見るだけで辛くて落ち込みます。「死役所」もイカンです。同じ意味で。

▼なぞの将棋まんが「ハチワンダイバー」

ハチワンダイバー コミック 全35巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー コミック 全35巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)

 

 将棋好きの夫が喜ぶだろうと買ったんです。

ストーリー的には面白い部分もあったんですが、展開がアヴァンギャルドすぎて脳がグルグルしてしまった。それでも長いマンガなので、時間を潰す、という役割は果たせました。

魔法がどうの、超能力がどうの、忍者がどうの、という流行りの異世界系のマンガもダメでした。設定がややこしすぎて、年寄の脳についていかんのです。

マンガがダメというわけでなく、我々の世界観が古すぎるのです。

また感動的なラブストーリーや家族愛を扱った情緒的なものもアウトでした。精神が疲弊して、もともとアスペで一般的な情緒に欠けるのに、さらに人間関係における「感動」に対峙しても、潤うどころか乾燥してくるばかりでした。

という風に、単純明快なスポーツマンガが鬱の治癒の一助になると確信した次第です。