更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

痔の治療の話 その4 最後の治療

巨大な痔核が3つもあり、それを一つづつ輪ゴムで縛り、時間をおきつつ小さくなる、という治療を繰り返すこと1か月。

最後の最後、輪ゴムで小さくしたその痔核を取り去ってしまう、という日がやってまいりました。

その日ばかりは麻酔注射をしました。なんてったって肉そのものを切ってしまうのだから。

お尻の中に巨大な注射針がブッスリ、ブッスリと二回打たれました。それがまた激烈に痛く、いつもにもまして

ぎええええええ

叫びましたが、最後だと思い、歯を食いしばって耐えました。

画像はフォトライブラリーさんより

時間にしてその手術は10分程度でしたか。とても素早く上手く処置してくれたと推察します。

血が大量に噴き出ているらしく、巨大がガーゼと生理ナプキンを看護師さんが充ててくれました。

全てが終わった。

それを悟ったとたん、早い脈が収まり息を深くつきました。医者は取り終えた私の痔核を3つ、手に載せて見せてくれました。

「こんなんがあったんよ~ほれほれ」

小豆の3倍くらいでしょうか?大きな不気味な肉塊が3つありました。それが私の痔核のジャングルの根と豆なのです。

国産(北海道) 小豆 1kg

小さくして取ってもその大きさなのか、でかすぎる!デカッ!

そんなものが今まで30年もよくもお尻に収まっていたものだと、感動のあまり、

「写真を!写メを取らせてください!」と叫び、スマホをベットの下から取ろうとしたのですが、激痛の状態でそんなことできるはずもなく、転げ落ちそうなのを看護師が抑え、

医者も次から次へと患者が待っているので取り合ってくれません。

ベットのある別室があり、麻酔が切れるまでそこで休むよう指示されました。カーテンで仕切られた中で、最終戦争が終わった同志たちが並べられて寝かされています。呻いているような声も聞こえます。それを看護師さんがケアしてくれます。「あうあうあう」と訳のわからない愚痴が止まらないどこかの老婆の愚痴も看護師さんは天使のように傾聴しているのが聞こえます。なんて優しい。感謝と感動の念が溢れ、涙がにじんできました。

あんな大きな痔と私は人生を共にしていたのか、そしてそれと今日永遠に別れを告げたのだ。という惜別の涙。痔が悪いのではない。全ては私のこの人生の吹き溜まりの不徳の致すところ。座り仕事で酷使してきたケツの犠牲になったのが痔なのです。私のソウルメイトと言っていい。戦友、痔核たち、さよおなら。本当にありがとう、さよおなら。

20分ほど横になっていたら

「大丈夫かね~\(^▽^)/」とドクターが覗きに来てくれました。

「せんせい、ほんとうにありがとうございます。これで私は痔とは永遠にオサラバです。先生は天才です。天才ドクターです!!ありがたいありがたい。これからは2度と痔にならないように尻を労って生活していきます。」と泣いたら、

先生は私ではなく尻に向かって

「そんなこと言わないでまた来てね~気楽にね~」と満面の笑顔でおっしゃいました。

正直、二度と来たくありません。治ったのは嬉しいですが、痔を甘く見ていた。思った以上の困難な治療だった。これで、30年痔持ちだった人生とはオサラバだ。

帰り道は尻がヒリヒリするものの、ようやく冬が終わりかけた晴天の青空を眺め清々しい。喜びの涙を拭きながらヨロヨロと帰宅しました。

これからが地獄のはじまりとは夢にも知らず。。。。

続く