更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

京都一条「とらや」は必ずテラスに座れ!お彼岸 神のおはぎ

金ないくせに、かかる食い物を食べたいがために、今やこうなっている人生です。あんみつ確か1500円するんですよ!

抹茶つけたら2000円超えです。しかし、季節になると栗が乗るらしいそれを食べたくてやってまいりました。結果、栗はまだ先のシ―ズンだった。ならば栗の入った上生菓子を問い合わせると速攻売り切れ。まだ3時にならないというのに!

京都は連日観光客だらけですが

「とらや」の発祥の地である京都御所前の一条店は、ひっきりなしにタクシーが乗りつけ、どの人もこぎれいな恰好をしている初老の夫婦、ブランドを身に着けたカップルやOLが次から次へと来て、入店待ちの列を作ります。

平日は学問などをしつつ羊羹をつつく地元の学者のような人がいますが、土日は特に、観光客、それも関東・東京の金持ちホイホイみたいな体をなしています。

全身ワークマンのような私は浮きまくってすんません。我が家はエンゲル係数の割合が異常に高いんです。

「とらや」の接客とホスピタリティは完璧なので差別されることなく、いつも優雅な気持ちで過ごさせていただいてます。

人が多くて待ちの場合、つい、どの席でもいいと言いたくなりますが

必ずテラスにしてください。天上にいるような至福を味わえます。待合の席も情緒があり美しいので小一時間のあっという間に過ぎます。

テラス席の前に日本庭園が広がります。どこか現代美術のような建築と和の素晴らしい融合です。完璧な羊羹の切り目のような庭だと思うのです。

とらや ハーフサイズ羊羹 阿波の風 和三盆糖入羊羹

濃い目の小豆色の完璧な塗りのテーブル、季節の花。美味しい冷えたほうじ茶がまず出てきてノックアウトされます。

左に芙蓉、神社、桜に梅、小鳥と水辺。ここがあの和菓子の真骨頂、とらやの起源なのです。こんな建物ではなかったろうと思いつつ(近年改装された)この近辺で天皇が公家が武家屋敷がどんな美味しいものへの渇望をこめたやりとりを繰り返したのだろうと想像がやみません。

どれほどゆっくりしてもせかしになんてこないので、下手にスタバで1000円使うより、とらやで2000円使うほうがいいです。

にしたって、カフェで2000円も使うのは勇気のいることです。

栗がまだだというので、ちょうど時期の「おはぎ」にしました。御所内の神社、梨の木神社も今、萩の花が盛りなのです。

お切りしてお持ちもできますよ(年配の方のため)

という言葉に甘えて、おはぎの種類を伴侶とトレードするために切ってもらいました。ほんとは素晴らしい楕円なのですが。

私めは黄な粉のおはぎ

夫は粒あんです。

黄な粉の香ばしさが異常に美味しく優しく涙が出そうでした。粒あんは、たっぷりとした濃さで、チョコレートなどこの小豆に比べたらどこの雑魚かとまで驚嘆した次第です。

冷やした抹茶は とらやさんでは 「抹茶グラッセ」と呼んでいますが

この濃さと泡のクリーミーさ。ああああ。。。。

白蜜がついてるんですが、最初は蜜なしで飲み、喉を潤しました。後半に蜜を少し入れたら、桃源郷もかくありなんああ。

こぶりのおはぎでしたが、その一口一口が天の供え物のような味わいで洗練され、かつ優しいのです。

お彼岸、墓参りの記憶などを思い出したことでした。そういえば小さい頃はお彼岸に食べていたなあ。こういうプロの味もすごいですが、家庭の味もすばらしかった。

とらやのすごいところは、こういうただ美味しいだけでなくて、上手く言えないんですが遠い記憶の甘味の思い出を揺り起こすようなところがある。

去年の画像も貼っておきます。▼

グーグルさんは去年の記録を取ってくれていて、教えてくれるのですごいなあ。

まる一年前です。10月のはじめ。

栗蒸し羊羹。完璧な美しいスクエアです。

どうしてこんな美麗な菓子がこの世にあるのか。

若いカップルさんもいました。

プロポーズや告白に相応しい荘厳かつ優美な場所です。

www.toraya-group.co.jp

とらや 小形羊羹10本入

とらや 小形羊羹10本入