更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

「ぬか漬け」がハイブリット時短おかずとして最高なこと

漬物が美味しい昨今

年とともに漬物(つけもの)が美味しくなった。

昔は定食についてくる沢庵(たくあん)やシバ漬けなんて残してたんですよ。しかし、中年になってから

パリパリポリポリ

残さず食べるようになった。

家でも食べたくなった。毎日食べたくなった。で、スーパーで買ってたんですが

どうにも塩辛い、漬かりすぎとか、不満や好みが出てきたのです。

家庭のぬか床はハードルが高いとの意見が多いが

なので、糠(ぬか)漬けを家でしてみようかと考えたところ

会う人会う人に

ヌカ床は難しい。毎日混ぜるのが大変だ 何度もぬか床をダメにした。

などと言われる。

姑世代の方々にいたっては

「ヌカ床を混ぜないといけないから泊りがけの旅行にも行けない。なのにダメにしたショックは相当であった およしなさい」

との経験からくるありがたきアドバイスを頂戴し

(普通、ぬか床も混ぜれないヨメ許すまじと説教くらうところだが、昨今はそうでもないようだ)

なので料理が下手でモノグサな私にはとうてい無理だとあきらめていました。

出来上がったヌカ床が売られている

しかし、ある京都の漬物屋で「ぬか床1キロ何々円」との張り紙を見た。

これ、なに?ぬか床つきの漬物ですかね?と聞くと

そうではなくて、出来上がったウチとこの発酵済のぬか床を販売しているのだとのこと。

そのときは、荷物になるので買いませんでしたが

帰宅後、Amazonやらなんやらで検索してみたら。

なんと、あちこちで出来上がったぬか床が販売されている。

自分でヌカや鷹の爪、塩やらで一から作らなくてもいいのだ!(そりゃそうできたらいかにも家庭の味!で素晴らしいが)

着物警察やヌカ床警察や

あの着物警察のようにぬか床警察も一世代前にはいて、伝統の家庭の味を守るべしとか言われることも母親世代はあったらしい。しかし、そういうのが嫌で団塊世代は日本の伝統食やぬか床を放棄してしまったようだ。

着物警察とは

私も京都で何度も着物警察に遭遇してうんざりしたものだ。「伝統を守る」名目で他者に「べき」を迫る同性の年配者は迷惑千万である。彼等こそ日本の大切なものを叩き壊してまわっているのだ。

閑話休題。ぬか床に戻ろう。

Amazonで出来上がったぬか床を買える時代が来るなんて誰が想像したろうか。

それも1000円代で買える。安い。安すぎる。

京都の老舗ぬか床はそこそこするが(大体、もうぬか床を売っていること自体で、門外不出な老舗の味が、開かれてきているという事態になっている)

こんなに安ければ、ダメにしてしまったらまた買えばいいのだ。かつての価値観では、ぬか床をダメにするのが主婦失格かもしれないが、どうせ全てにおいて主婦失格女子力皆無なのだ。知ったことではない。ダメにしてもまた買えばいいのだ。

ネット通販で糠(ぬか)床を買えば全てが解決される

通販なら何キロもある重いヌカも届けてもらえる(だから配送業がパンクするのだ。ほんとにすいません)

ポチと買ったのはこの最安値の伊勢のぬか床▼

伊勢惣 仕上りぬか床タル詰め 2.3kg

伊勢惣 仕上りぬか床タル詰め 2.3kg

 

 なんと、全てがセットになっているこの商品

●出来上がったヌカ床

●ケース(2キロあるから相当大きい)

●追加のヌカ(補充用椎茸ぬか)

●漬け方ガイド

それでなんと 1,101 円という激安…。

ガイドも分かりやすく、お高く止まったところなど全然ありません。

こんなに安くていいのか。うっかり女子力が足りなくて床をダメにしてもまた注文すればいいのだと安さが私の気持ちをラクにします。

ハイブリットな旨さ!

安いからとヌカ床が不味いかというととんでもない!

着いたその日に素晴らしいヌカの香り。なんともいえない爽やかな発酵臭。。。

そして、さっそく漬けてみたそのお味の美味しい事!(買って数日は練れるまでさすがに時間がかかる)

あれから3か月たちますが

ヌカ床はくさらず、そして、我が家の菌(その家特有の菌を吸収してぬか床は成長します。それが各家庭のぬか床であるという所以です)を程よく吸収して

いい塩梅(あんばい)になっています。

先日、毎日つけ過ぎて、水分が多くなったので、適当にヌカと塩を補充した(本来はヌカ何グラムに対して塩何グラム追加とかあるらしいですが軽量工程はサックリ無視しました)

何もも問題なく、ほどよいほんのりした塩味とたっぷりの乳酸菌で練れた野菜の甘味存分の糠漬けを毎日楽しんでいます。

市販のものとは違います。

塩気が半分以下でも、ホントに美味しいのです。

グルメマンガっぽく言えば

野菜ほんらいの甘味が存分に口が広がり、一口噛むたびに、大地の恵みがぱああ~とたまらない!

というやつです。忘却のサチコかw

ぬか床は更年期世代におすすめメニュー

糠漬けは身体に良いとは多く聞きます。

ヌカ漬けから特に沢山とれるとされるビタミンB1は、更年期の鬱っぽい不眠症への対策にも効果がありそうだ

認知症予防にも良いということで食べてみようと考えた。

www.wakasanohimitsu.jp

多少は手間がかかるだろうなあ。ただでさえ家事や料理をしないのに、私はアッと今にぬか床をダメにしたり飽きたりするんだろうな~

と。

どうせダメにするから、最初は一番安いの、

と考えて、この千円ちょいのぬか床を買ったのです。

しかし、ダメにするどころか、あまりに楽しく美味しくラクちんなので、いまや

ヌカ床のない生活など考えられない。

特にダルダルな体調。家事をやりたくなくてしょうがない更年期世代にこそヌカ床はおすすめしたい。

ラクチンなうえ、更年期のウツ鬱に効きそうだし、老化防止にもなるのだった!

毎日まぜなくてもいいのだ

ぬか床の最大のハードルは

最低一日一回混ぜなくてはいけない

ということ。

私も当初はそうしていたんですが、今日はダルいな、めんどうだな。旅行だ、あるいは忘れてたということは頻繁にあります。

しかし、ぬか床ガイドをよく読んでいたら

毎日かき混ぜなくてもいいのだと書いてます。

要はぬか床は菌なんだから菌が死なないように痛まないようにすればいいんだと。

たとえば冬だと毎日混ぜる必要はないし。

私は途中から冷蔵庫にしまうことにしました。

冷蔵庫だと週に1~2回混ぜる程度ですむようです。(家庭や季節によります)

最初に買ったヌカ床屋にはプラチックの2キロ用の大きなケースが付いていました。

大きすぎて冷蔵庫に入れにくい。また、少し高級感が欲しいかなと、下記の瀬戸物の陶器のものを購入しました▼

なかなかオシャレでステキでしょう?

夫婦二人分の漬物だったらこれくらいのサイズが一番。冷蔵庫にしまいやすい。

しかし、一か月もしない内に手放すことになりました。

なぜかというと陶器は清潔感があってオシャレなんですが、

重いんです

朝の低血圧で陶器を持つのは辛い。起きてすぐ朝ごはんに出したい。冷蔵庫からよっこらしょと出してかき混ぜるには重い。それと、このケースだと、ぬかが容器一杯になりすぎて混ぜ辛い。ヌカがはみ出て汚れる。それを毎日拭く手間がいらつく。

すぐ食べたいのに、混ぜたいのに、漬けたいのに。容器が重すぎる小さすぎるのは生産性が低くなります。

軽い容器を冷蔵庫に入れておくのがおすすめです

かき交ぜるのには、軽いプラ容器で、そこそこ大き目なのがいいと分かりました。しかし最初のAmazon商品のケースだと大きすぎて冷蔵庫には入らない。

冷蔵庫に入りそうな大きさの軽いのを探すはめになりました。

結果、雑貨屋で買った100円程度のプラ容器が一番でした▼

汚い冷蔵庫をお見せしてすいません。。。。

こういう感じです。このくらいのサイズが一番良かった。

▼野田琺瑯のがオシャレでいいという人もいる。高いけど欲しいですね~ステキ。

野田琺瑯 ぬか漬け美人 TK-32

しかし、容器は丸い方が混ぜやすいんじゃないかな。と。

人それぞれです。琺瑯▲の右下のは水分取りですね。これ、時々必要になる。なので廃棄した陶器の入れ物についてた水抜きのケースだけは使ってます。

いい香りがするぬか床。

アロマっぽい幸せが鼻孔いっぱいに広がります。

ヌカ味噌くさい女房といいますが、それは最高の褒め言葉なのではないか。

※私は手袋をしていますが、ぬか床は肌にいいとも聞くし、素手で混ぜたら手荒れが直ったという説も聞きます。

メニューがラクになった

ぬか床をはじめたら、ただでさえ好きじゃない料理のTODOが増えてアスペぎみの私は混乱するかと思っていたが

単にますますラクになった

なぜなら、メニューが料理がシンプルになるのです。ぬか漬けが毎日食卓にのぼると。

市販の糠漬けだと塩辛くて数切れしか食べれないし、身体によくないですが

家のだと、辛くないからいくらでも食べられる。

だからサラダとして十分食卓の一品として使えるのです。

つまり野菜料理の手間暇がひとつなくなるということ。

サラダ ナマ野菜を洗ったりちぎったり 盛りつけたり ドレッシングを作ったり

という工程、▲この一行がまるまるなくなる そのTODOが不必要になったということです。

糠漬けがあるとサラダ作らなくてもいいんですぜ!奥さん!

ぬか漬けは味付けも要りません!醤油をしばらく亭主はかけていましたが、ぬか特有の発酵した旨味が美味しいので、いつの間にか醤油はなくなり、そのままバリバリぽりぽりいってます。

余裕があれば、すりゴマ振っても激ウマです。

切って出すだけ!

あるいはそのまま笑 すいません 更年期症状がひどい日など、漬けていたキュウリを切るのすらイライラして、まるまる一本食卓に出しましたが

まるで問題なく楽しい夕食でした!(すいません、、、、)胡瓜は端を切ってから漬けろとガイドには書いてますが、切らなくていいでえす。

どうせだね京都の大原行ったら、観光客向けに浅漬けの胡瓜をまるまる一本、串刺しにしたものが数百円で売られているんです。

最初はギョッとされても

「きゅうりの姿漬けでえす」と毎日出してりゃ子供もそのうち慣れて食べますよ。

美味しいから端まで食べます。まじ美味い。

私のように冷蔵庫ぬか漬けなら最初から冷えているから、冷やしなおす必要なし。

野菜の無駄もなくなった

最高に美味しいことこのうえないです。ビタミンと野菜ほんらいの甘さ、乳酸菌のうま味がいっぺんに取れるこの楽しさはやめられません。

また食材のしまつ(京都人は食品や食材を無駄にしない方法を”始末(しまつ)”と呼びます)にもヌカ床はぴったりです。

おでんやサンマのすって余った大根を洗うだけでそのままぬか床に入れてGO!

一日~2日で激ウマの野菜料理の出来上がり。

皮もむかないよお~ん!

皮の栄養素も丸ごと取れるよおお~ん!

野菜の余りや端も入れるだけ!残った大根入れるだけ!

ぬか床さまが勝手に野菜を美味しく発酵させてくれるのだ。

私は寝てるだけ。ときどき思い出したように機嫌をうかがうだけで、何もしなくていいんです。

メニューがシンプルでも大満足な家庭のぬか漬け

かつら剝きだの、煮物だの揚げ物だのもうそんなメンドクサイ料理なんて忘れたよお~!

昨夜の夕食。

大根の糠漬け 明太子の残り

ハタハタ焼いただけ

ごはん キャベツの味噌汁

なんてラクチンなんだ!ありがとうヌカ漬け!

ごはんと味噌汁、ぬか漬けplus納豆が朝ごはん

ごはんと糠漬けplus肉か魚 プチトマトが弁当

ごはんと味噌汁、糠漬けplus何か一品が夕食

というのがここ数か月のローテです。plusはめんどくさければなくてもいい。市販のお惣菜で代用してもいい。

メニューや栄養バランス考えたりする必要もないです。

おかずを沢山数品作るべしという文化・価値観はクソ

先日読んだ本で、実は、おかずを多く作る文化は高度成長期からのものだということでした。

それまでの日本のオカズは一品で十分であったと。よく主婦は数品作るのが当然だとか日本文化が伝統だという人達の意見は伝統でもなんでもない。

時代がそのとき、時間もおカネも十分にありその結果、専業主婦という人種が登場し(それまでは自営で女性も共働きが当然)やたら素晴らしい豪華な主婦文化が提唱されたのでした。

いまやその結果、他国に比べて、日本の主婦が和洋中華なんでも作り、数品テーブルに並べるのはありえない異常だと言われているそうな。子育てや仕事もしてるのに!

この意味不明の日本の食卓インフレ。

実態は高度成長期の専業主婦文化(時間とお金が有り余った)で誕生したものだった。

多すぎる多種の手作りおかずは、まったくもって伝統的な古い価値観でなく、戦後50年程度の近年のものにすぎない。日本にボーナス程度に訪れた高度成長期の豊かで余裕がある時代のものに過ぎないのです。町内会やPTAとかほんま高度成長期の団塊文化は糞ですわ。

今や暇やお金もない日本なんだからそれに合わせた価値観に変えていかないと。

経済的にも余裕のない現代日本家庭。育児や仕事している女性ににとって、まさに「呪い」ですよ。数品のおかずを手作りしなくていけない、なんて。ほんと異常な価値観ですよ。誰かがつべこべ言えば無視したいですね。

本来の日本の価値観でいえば、そんなもん必要なかった。

ヌカ漬けと味噌汁、おかず一品だけで十分なんじゃないか。

お客様とか来たらここぞとばかり、豪華に並べたらいいんじゃないですかね。(私はそういう場合はテイクアウト一択です)

冷蔵庫のない時代に作られたヌカ床文化。それは良妻賢母であろうとした結果ではまったくもってない。ぬか床の実態は昔ながらの時短文化でははないかと。

私が単に怠け者で家事嫌いだからそういうのだ言われたらその通りなんでスけどね。

料理好きで才能ある人は何品でも作ってクックパッドに公表してほしい。クックパッドには料理上手な人のレシピが満載で、私は何度も助けられました。

才能ある人もない人も一律このレベルで料理すべし家事すべしというのは呪いですよ。

京都の女性の食文化こそぬか床中心の時短料理

京都なんて皆ほぼ全員自営業だったから共働きだった。

だから、彼女たちの食文化はほんとうに賢いです。

おばんざい文化は忙しい女性のために発達した食文化です。

普段はブブ漬けとごはんだけ。

なん月のこの日はこれを食べると決まっていて(例えば節分の鰯なそ)それが行事です、それが正解です、みんなそうしてますえ と胸を張ってその通りにするわけです。余計な家事仕事を女性がやり過ぎないように結託して文化を作ってしまった。

で、ハレの日のいざというときは仕出し。(京都には仕出し屋が多い)忙しいからね。皆でそうしちゃう訳です。

大根のぬか漬け!

大根の辛さや渋みは抜け 甘くて濃い野菜の味。

塩気がほとんどなく、旨味に変化しているので、ペロリといただけます。

お通じもますます良くなりました。

残り野菜も色々入れて試してみました。

意外に美味しかったのがブロッコリーの芯です。本来捨てたり、せいぜいキンピラにするしかなかったのが、鮮やかな緑の風味豊かな一品に代わります。

大根の葉は漬けてもあまり美味しくなかったな。。歯ごたえが硬くて。さすがのヌカも大根の葉は溶解できないのか。

白菜の芯や、ナスはもちろん美味しすぎます。ナスは色が少し落ちますが、果物みたいな爽やかな風味です。

伊勢惣 仕上りぬか床タル詰め 2.3kg

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