更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

清水富美加さんってだれ?←そこから 幸福の科学の子たち 新興宗教2世について知る本の数々

現役アイドル女優が出家!?

ワイドショーが清水富美加という人の引退騒動について騒いでいます。

SHIMIZU FUMIKA 1st Photobook 清水富美加

アイドルさんなんですか?

幸福の科学という宗教で出家するから引退

 大川さんはこの騒動でウハウハでしょうね。本が売れるううっ^^って。

女優・清水富美加の可能性  ~守護霊インタビュー~ (OR books)

女優・清水富美加の可能性 ~守護霊インタビュー~ (OR books)

 

 オウムを思い出させるこの騒動

「出家」

このキーワードにピクッときている人は多いはず。

デジャブです。かつてのオウム真理教 騒動の。

オウム真理教と同様に幸福の科学も選挙に出てましたね。(両方とも誰も当選しませんでした)幸福の科学も政界に進出したくてたまらない。創価学会みたいにメジャーになりたいんです。

今週のSAPIOの特集は新興宗教。

日本を騒がす「宗教家7人」の秘密

従来の「危険」さを報道するのではなく、社会の構成員としての視点からの記事。

SAPIO(サピオ) 2017年 03 月号 [雑誌]

SAPIO(サピオ) 2017年 03 月号 [雑誌]

 

オウム真理教騒動はすごかったですね。当時、サリン事件と同時期に神戸の地震が起きた。あの頃から日本の景気は傾き、なんとなくどんよりした世相になってます。

オウムの教祖の変キャラばかりが未だに取り沙汰されているけど、国家にとっては相当危ない事態だった。

ドキュメントオウム真理教

武器だの毒だの巨大施設で作ったりして日本国の内乱転覆をはかっていたわけだから。一向一揆や島原の乱がどうのって映画「沈黙」の感想にも描きましたが。あれに近いクーデターとか内乱を狙っていたわけです。

共謀罪はそういうのをちゃんと取り締まる目的もある。だから左の人がぎゃあぎゃあ言うけど、必要だよ。ああいう法律は。

新興宗教に意外にはまる人が多い同世代

ああ、宗教ってこわいこわい。

なあんて、言いますが、実は、私の世代って一番新興宗教の洗礼を受けてるんだよね。

10代クラスメイトにものみの塔の信者の子は数人いたし 大学にはオウムの信者の人もいた。(彼女は非常に美人だった。オウムに行くと美人になるのか。それともオウムが美人を集めているのか)騒ぎのあと、彼女の行方は知れず…

そういう私も、ある右翼思想と左翼思想(なぜか両方)に片足ずつつっこんでいた。

幸福の科学の信奉者もいたしアムウェイにはまっている人もいたし。自己啓発セミナーの危険も当時は知られてなかった。統一教会の人も絵描き仲間にいましたな。

大学には創価学会も多く徒党を組んでいて、自分たちを批判する人がいると集団で攻撃してました。

見渡せば何かしらいましたね。流行っていたと言っていいw

若者は心のよりどころをどこに求める?

なんで、高度成長期以降の若者は新興宗教や自己啓発セミナーにはまるのだろうか。

色々読んで、戦後の新興宗教。ものすごく多いんです。

それは、第二次世界大戦後、日本人の心が、敗戦により、大きな挫折感を味わった。それで、新興宗教が雨後の竹の子のように増えた。精神的支柱がない世代はそれらにひっかかっていく。

団塊の世代だって似たようなものですね。左翼運動にはまる。その政治活動ってカルト宗教と構造が一緒だから。それが抜けきれない老人が今だに道でドラを鳴らしているわけです。

島田裕巳さんの宗教学の本を読んでると、新興宗教の歴史・成り立ち。歴史の転換的で起こっているんです。

明治維新後も新興宗教が一気に増えた。開国だの幕府転覆・戦争だとか何か事が起こったときに宗教は増える。

価値観が揺らぐとそういう新しい思想や心棒が増える。

からっぽの心の拠り所がそういう方向に行くのです。

新興宗教二世たちの生末

清水富美加さんって、私の世代の子供なんですよ。

新興宗教にはまった第一世代の。二世ですね。たいがい、大人になったらそういう宗教熱が冷めるんですが、その熱が冷めないまま、教団に残り活動を続け結婚をして子供をもうける。その子供たちが清水さんなわけです。

村上春樹のベストセラーが「ものみの塔」を子供たちをモデルにしていました。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

 

オウムらしき新興宗教教祖っぽいキャラも登場。

高度成長期からバブル ロスジェネ(失われた20年)に至る 日本人の心のありようを探っています。

文春から出ているカルト村ルポの漫画本がすごい

今はどうだか知りませんが、百貨店にヤマギシの作物やプリンが売ってました。相当美味しかったです。

最近読んだ ヤマギシ会の二世のルポマンガが面白かったです。

さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

 
カルト村で生まれました。

カルト村で生まれました。

 

 

彼女自身は、二世ですね。現在は脱会(?)して一般人の方と結婚してこの漫画を執筆出版されました。カルト村と称してますが、漫画で、団体の人々への憎しみの描写はない。その日々を思い出のエッセイマンガにしています。

 淡々としているんですが、読ませます。

ヤマギシは、自然農法で、イスラエルのキブツに似た集団生活を送っています。

手作りや農業の日々は一見、牧歌的で、ゆるふわロハス主婦さんなら「これの何が悪いの?天国みたい!」と思うかもしれない。そこが危険なんですね。

水素水とかホメオパシーもヤバいですが、このヤマギシの平和な害のなさそうなカルト性がじわじわきます。

こういう生活も面白いよね、と微笑ましく読んでいたら、

段々いかに子供たちの自由が狭められていくのか、気が付くのです。

読み終えたら、なんともいえない寒々しい気持ちになります。絵がものすごく可愛いのに、内容は、普通じゃない。体罰とかもさらりと可愛い絵と文字で描いてあって、怖いです。。。

とはいえ、現在の子供たちの教育環境だって今や「いじめ」「貧困」「引きこもり」の問題が多発しているから。どっちがいいかと言うとそこも考える。何が我々にとって最善なのか、ということを考えさせられる漫画です。

潜入ルポのヤマギシズムの実態

ヤマギシ会といえば”特講”という洗脳手法が非常に有名です。

 ▼ヤマギシ二世についても詳細に書かれたルポ

カルトの子―心を盗まれた家族 (文春文庫)

カルトの子―心を盗まれた家族 (文春文庫)

 

 

洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇 (宝島社文庫)

洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇 (宝島社文庫)

 

この米本さんは潜入取材している。ヤマギシズムの恐怖についてルポを書いてます。

宝島社なので、非常に煽情的な描写です。上記の高田かやさんもこの米本さんの本を読んだ、というエピソードがあります。

二世当事者からすると、この本は大げさで「盛って」あるみたいですね。

しかし「特講」の様子をこの本を読んで知った後、高田さんの漫画を読むと、より詳細に分かります。

やはり怖いです。そして気が付きます。こうしたカルト宗教だけでなく、企業や学校でも洗脳的心理手法が使われていることに。

別世界の出来事ではないな、と。ブラック企業はカルト的体制の中で若者を使い潰します。その状況が最近ようやく取り沙汰されていますが、昔はそれが当然とされていました。

エホバの証人の二世は更にすごい

清水富美加さん騒動でかつて読んだカルト二世書籍を思い出したので、どんどん書いていきます。

はてなブログは、アマゾンのリンクが右にあり、すぐ貼れていいですね。なんとなくの思い出の題名でも、検索かけると表紙ごと出てくるのだから。Amazonは図書館よりずっといいデータベースです。

 ▼これも面白かったです「ものみの塔」(エホバの証人)の二世の方の本

解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記

解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記

 

 カルト二世の女性の結婚、恋愛。美しい女性ですが、宗教と関わるとこうまで大変か、と頭を抱えてしまいます。

しかし、この作者さんのキャラ、生きる力が強くて、そこに非常に励まされるんです。

人間、どんなに大変でもなんとかなる、と悲惨なのに、力強い勇気が与えられます。

宗教やカルト関係なく、

ブラック企業(カルト宗教と構造が同じ)の渦中にいる人、あるいは抜けるのを苦労している人

あるいは支配的な伴侶の肉体的・精神的DVに苦しんでいる人

は一読されるといいかも。

かつては、人の心の拠り所として機能していた新興宗教ですが、そのカルト構造に苦しんだ人の声が取り沙汰されます。

自分で望んだわけでなく、親がそうであった二世の苦しみはいかばかりでしょうか。

抜けられないからです。抜けたら、友人、家族、親の愛を全て失うからです。洗脳は親のお腹にいるときから始まっているのかと。

その他カルト宗教への危険を教えてくれる本

辛いとき、何かを失って挫折感が大きいとき、人は心が弱ります。そんな時、優しい人が寄ってきて素晴らしいものをくれて、話を聞いてくれて、耳に心地良い言葉を言ってくれる。そこに縋りたくなります。

kindle本でも色々出てます。

単に「変な集団」コンテンツとしても楽しめる本の数々。(正直、覗いてみたいですよね)とはいえワイドショー的な伝聞で煽るものでなく

信ぴょう性のあるのはこうした手記本でしょう。

いくつかどうぞ。

 ▼すぐ読めました。面白いです。

カルトの思い出  僕はカルト信者だった<カルトの思い出>

カルトの思い出 僕はカルト信者だった<カルトの思い出>

 

 

 ▼こちらは自己啓発セミナーにお金をつぎ込んだ話

「自己啓発」は私を啓発しない (マイナビ新書)

「自己啓発」は私を啓発しない (マイナビ新書)

 

大変な目にあわれてるんですが、そこはセミナーを渡り歩くというほど向上心のある作者。なので、何かと魅力的で、笑う場面も多い。いつしかその体験をネタに独立開業されているというのが底力を感じさせます。

 ▼あのXJAPAN Toshiさんの手記 

洗脳 地獄の12年からの生還

洗脳 地獄の12年からの生還

 

有名になりお金持ちになると、その財産や名声を狙い、不安感やストレスにつけこんでくる人々がいます。

自己啓発セミナーや新興宗教・似非健康産業の人々は、有名人を広告塔にしようワヤワヤやってきます。Toshiさんほどの人には、もうこんな巧妙な手でこられたら逃れられんやろうという詐欺手法。飴や鞭はもちろん、結婚ぐるみ、恋愛ぐるみでかかってくるわです。

よく自分がちゃんとしていないからこういうのに引っかかるとか言う人がいますが、

ちゃんとして成功している人を引っ掛けるために悪い人はこうまであの手この手してくるわけです。ちゃんとした人ほど、悪い人の手口なんて分かりませんよ。後で「こうすればよかったのにね」と、人の失敗や過去を笑うなんて誰でも出来ますよ。

ToshIさんはホント被害者です。

洗脳された後、非常な軋轢の中で立ち直られた。近年のXJAPANの活動の再開。ToshIさんがお元気なのが素晴らしく、良かったです!

また変なのに寄ってこられないよう祈らずにはいられません。

絵や音楽、何か一人遊びが出来るといい

このように音楽の才能があるとまた立ち直れますね。

カルトルポ宗教本をいくつか読んでいるとあることに気が付きます。

絵を描いていたり、音楽をしていると、抜け出しやすいことに。何かの事情でカルト集団に引っかかっても洗脳から解けるのが容易なんです。

通常はそのカルトに引っかかった年数だけPTSDに苦しむといいます。

しかし、絵描きは早い、立ち直りが早い。

オウム関係でも絵を描いている人が比較的早く教祖の欺瞞を見抜き脱出し、立ち直った手記を拝見しました。

芸術活動って自分一人だけの内省・いわばひとり宗教活動のようなものですから。

絵を描くというオナニーができるんです。

要するに自分勝手なんですね。絵を描く人は。だからいざとなれば一人で一人遊びできるんです。教祖に遊んでもらわなくても。教祖に助けてもらえなくても、絵や音楽をしていれば満足できたりする。

ジョンレノンやボブディランのように音楽活動が宗教政治と対峙しがちなのもこういう理由です。絵や音楽は神様の手を借りなくても成り立つから危険視されるんです。

絵描きや音楽やる人は貧乏になりがちです。が、こういういいこともあるんです。