更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

祇園祭のオヤツ 和菓子 スイーツ その3 行者餅 千寿せんべい オレンジ寒天など

大体、キュウリが一番おいしい季節に「胡瓜を食べないキャンペーン」を繰り広げる祇園祭の京都人。ものすごくマーケティング能力に長けていると思うのだ。(祇園祭の大元である八坂神社のマークはキュウリに似ているので氏子さんたちは祭り期間は食べない)

ものすごくマゾヒティックのようでいて愉悦。あの、利休の秀吉を供するために満開の朝顔を一本以外全部根こそぎ始末してしまう、という逸話に似ている。食べないことで、かえって口の中に胡瓜の青い瑞々しい汁が広がる。実にエロい祭りだと思うのだな。

ともあれ、昨日は、後祭りの巡行が終わり 夜、花傘巡行、京都の街を激しい神輿が練り歩く還幸祭が行われました。クライマックスです。

昨夜、はじめて間近で拝見したんですが。熱気と迫力満点でした。コンコンチキチキの山鉾は様式化されていますが、この神輿は、京都の町衆のパワーそのものです。

www.yasaka-jinja.or.jp

昨日は、室町通りの役行者山に行者が訪れ、祝詞と護摩焚き。祇園祭の無事と成功、京都のみならず日本国と世界平和が祈られる。

その祇園祭という神秘性の要ともいうべき室町通りの「役行者山」(えんのぎょうじゃやま)

そこにお供えされる和菓子「行者餅」です▼

宵山一日だけの謹製、予約のみの販売です。職人さんも精進潔斎なさり作られるとか。

小麦粉を溶いた衣をまとった菓子。利休の茶菓子の麩焼きに通じるものがあります。

古くは店主のご先祖さまが霊夢を見たところから作られるようになった神秘性の高い菓子。

中は、白味噌に山椒、パンチが効いて暑さが吹き飛ぶ美味しさ。なのに滑らかで蕩けるような口当たりの品の良さは京菓子老舗ならではの技術。

東山安井にあるお店です。行者餅は年に一度の祇園祭のもので、必ず前もって予約が必要です。

商品数は多くないですが、丁寧に作られた半生菓子、お茶菓子。趣味人の方にも喜ばれること定評があります。

柏屋光貞(かしわやみつさだ) 京都の和菓子☆ドットコム

tabelog.com

というように古い老舗の菓子屋はもちろんお勧めですが

京都では比較的新しい戦後の御店、鼓月(こげつ)

この人気メーカーの祇園祭のお菓子もありましたので、ご紹介。

現代的な味と京都の古典的技術の融合という点ではピカイチと思っております。若いご家族への手土産にはだんぜんおすすめですね。

あの、ヴァッフェルの発祥・先駆けといえば、ああ!あの!とお分かりいただけるのではないかと。

今では全国的なお菓子となった和風クッキー「ヴァッフェル」。鼓月(こげつ)では「千寿せんべい」の名で知られています。

祇園祭シーズンのみの千寿せんべい

キュートなかわいいお祭りの焼き印。包装紙も女子向けです。

▼同じく祇園祭の焼き印が押された「稚児舞」

麩焼き煎餅に餡が挟まれてますね。緑茶に合いそうです。

京菓子處 鼓月 | 京都からこだわりの和菓子をお届け致します

tabelog.com

鼓月のお菓子は京都駅や京都市内の各土産物屋にも置いてますので、比較的手に入りやすいかと。

▼祇園祭のお菓子ではありませんが、永楽屋のスイーツ二点 夏中販売されているので、この夏京都に来られた方にはぜひお召し上がりを

香の果

柑橘類に入った寒天ゼリーのお菓子も京都の夏の風物詩です。老松の夏柑糖が有名ですが、あちらは少し苦味の聞いた夏みかんだったかに対し、こっちはオレンジですね。

爽やかな香りが部屋中に広がりたまりません。

ふるふる。きゅーっと果汁が口に広がります。

西洋のゼラチンゼリーとはまた違う、和の癒しがあります。

▼永楽屋の「若鮎」この季節、各和菓子屋で作られる、鮎を模した和菓子。

調布(カステラ生地)に包まれた求肥餅の和菓子。各店のをこの時期は食べております。

永楽屋さんのあゆはなかなか男前(?)です。すっきりとしたハンサムなお顔。調布の滑らかさが絶品どした!

今年もいっぱいいただきました。ああ、美味しかった。