更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

アスペルガー「ぎみ」に悩むあなたに あ!という間に読める本二冊

母はアスペルガーだと思う

私は母との関係を長い間悩んでいましたが

あるとき、アスペルガーや発達障害という疾患があるのを知り(たぶん最近、近年の概念だと思います)少し楽になったものでした。

結婚して家を離れても、母親の異常ともいえる天真爛漫な自己中の一つ一つを思い出すだけで、ほんと死にたくなったものです。

5年前乳がんが発覚したとき(現在完治しています)ショックというより、ほっとした。あ~これで、あの母と付き合わなくてすむ、と。

これで、あの意味不明な行動をしまくる、めちゃめちゃ長生きしそうな母親が天国に行くまでの老後に付き合わずにすむんだわ。美しいお別れごっこ芝居をちょっとしておさらばできる 誰も私を親不孝とは言わない もうあの人を好きになる努力をしなくていい愛することから解放されるのだ

なんて思ったものです。しかし、初期でもあり、私自身が生きて好きな人と楽しい生活を送り幸せになりたいと思いました。治癒後、一度自分が死んだと思って、思い切って今までの辛抱一辺倒だった人間関係を整理し、家族を含め他人の顔色を窺うのをやめ、自分自身を幸せにしよう、と思いました。

色んな本を闘病中暇に飽かせて読んで、毒親とか母娘の人間関係の本を読んだ。しっくりくるものもあったし、ピントがずれてるなあ、というものもありました。

何よりも、だんだん、わかってきたのは、あ~うちのオカン アスペ(スラング使いますあえて)ちゃうか、ということです。

「ぎみ」じゃないかな 私も。

しかし、専門家ではないので、断言はできません。しかし、母の言動を思いかえせば、色々合点がいく。

そして、たぶん母は「ぎみ」だということです。真正だったら、仕事を全うできないと思うからです。母は看護師長を長年勤めあげています。

そして、私もその血を少しは引いているんだと思います。

そういった障害はやっぱり多少は遺伝すると思います。そういう人に育てられた環境がそうさせるのか、純粋に遺伝するからかは分かりません。しかし、最近発売された「言ってはいけない 残酷すぎる真実」という書籍が売れている現象がある。実はある程度自明なのだと。遺伝する、精神疾患、心の癖は。

私の兄弟姉妹を思い出すに、皆、母の特性を少しずつ受け継いでいると思います。

兄弟姉妹は半離散

母の母か父もそうなのかもしれません。なんて…横溝正史みたいに、呪われた血脈を探してもしょうがないですね。

どこからアスペは来たのかなんて私には関係ない。そのうちDNAとかの専門家がまた本を出すでしょう。

兄弟姉妹のエピソードにもアスペらしきものがあります。職場で言ったらいけないことを平然と言ったり、承認欲求が強すぎて境界例ぽかったり、生理前、強烈なヒステリーパニックになっている感じとか。規範を持つけど、融通が全く効かないとか。

あくまで「ぎみ」だし、そしてアスペ特有の、集中力や知能は兄弟は皆、高いと思う(自分で言うか)それぞれ、専門的な仕事に就いています。しかし、今や完全に元の家族は不自然なほど解体離散しています。

父は、ストレス(だと思っています)から癌になり若くして天に行っています。母は存命中、四六時中いかに父が悪人であるかと子供たちに言っていましたが、それは嘘でした。現在は相当母の被害妄想や妄言や陰湿な嫌がらせを父に行っていたか今や気が付いています。

たぶん、私の兄弟姉妹は、母に何かあったときしか今後の人生で出会うことはないでしょう。(それすら互いに拒否する可能性があります。それほど混乱し、それぞれが自分が生き抜くため、家を振り返る余裕がない。サバイバル的に外の世界で自立することができた。そうして得た自分の子供や伴侶を守りたい、二度と引き込まれたくないため)

それでいいと思います。ゴールは親子兄弟姉妹がドラマのように仲良くなることではなく、それぞれが、呪われた血(笑)から少しでも抜けて、自律してそれぞれの家族と幸せになることなんです。

病気ならしゃあないわ

ともかく、死にたいくらい母親を 忌む でいたのが、「アスペルガー症候群」「発達障害」という症例や書籍を読んで、考えが変わったのです。

あ~病気ならしゃあないわ~と。

少し許せた(忘れている訳ではないですよ!)

許せる=諦める、です。許せない人は諦めてないんですよ。。

愛したい、抱擁したい、優しい人です。私は優しくないんです。優しさを捨てるかわりに諦めを手に入れることができた。

毒親相手に手紙を書いて話合ってどうのこうのとか、対策が書籍には出ていましたが、相手が病気なら和解とか話し合いなんてぜ~ったい無理無理無理。むしろ、相互理解の努力をしなくてすむなんてラッキーと思いました。「諦める」ことが出来て私は心底嬉しいのです。

今後、現実には、自分がどう生きていくかです。

「ぎみ」も結構大変だ

私自分がある程度は「ぎみ」であるとは自覚しています。それは、集団生活(特に女性)の中での立ち振る舞いが非常にダメだということです。

120%うまくいかない自信があります。

たとえば、私は他人の陰口が非常に嫌いで、昼集団でランチをするとき(この集団でランチとかいうのだけでももうダメ胃が痛い)誰かが「あの人がどうのこうの」と言い出したら、さらりと「あら、そんなこと言えるなんてよほど自信があるんですね~すごいですねえ」なんて本人に面と向かって言っちゃうんですね。先輩だろうが上司だろうが。で、そのあとの仕事の立ち位置がヤバくなる。その経験は一度や二度ではありません。(でも技術は高い方なのでクビにはされず、強烈なシンパが出来る。揉め事のはじまりですw)

陰口だって処世術ですよね。職場を生き抜くためには必要なものです。ガス抜きにもなる。どうしてそれが我慢できないのか。。。優しく聞いてあげられないのか。。今後ランチでは黙っていることにしましたが、どうもその面白く思ってない態度が今度は顔にモロ出てしまう。

でも、接客やお客様相手では満面の笑顔が嘘でも出来てしまうのです。爺さんにストーカーされるくらい、慕われてしまう。我ながら、どういう精神構造をしているのだろう。

女性同士の仲間意識や空気読みという通過儀礼がほんとにダメなんです。

ダメとか言ってないで直せよ、というのが普通の人の言い分だと思います。

すいません。だから町内会で嫌われ、かつ好かれるのは当然なのでした。。。

最近やっちゃったこと

最近一番つらかったのは、仕事の先輩と組んでイベントに行った。

あとでその方のブログで私のことを「ハイテンション系芸人」と書かれていたことでした。一見褒めていましたが、明らかにディスってましたw ほんの少しだけ空気の流れで私の方が売れてしまったんです。自分ではそんなつもりではなかったのですが。そんなつもりではなくても、そんな感じに振る舞ってしまった、という事実が大事です。

数年前でしたか母親が確か、実母をなくした友人の前で、その「悲劇」という場に興奮してハイテンションに振る舞っていて、その友人がこの世のものとは思えない辛い顔で睨んでいたのを母は一切気が付いてなかった。思いかえすにこれぞアスペです。私も母と同じことをしたのかもしれない。。。

以前より、その先輩が私に対し、女性特有の何かで反感を持っておられることは薄々と分かっていました。たぶん「ぎみ」でない普通の人は「薄うす」と感じている段階で何か対策を取っていたはずでしょう。私はしなかった。気が付いていたのに。もう今後一緒にお仕事することはないでしょう。ずっと大好きな方だったので、とても落ち込んでしまいました。

もう誰かと組んでイベント仕事をすることはないと思います。自分の方が売れるにしろ、相方が売れるにしろ、辛すぎます。通販で販路を確立するのが一番いいと最近は思っています。

本に解決法を求めた

親が変、自分は真面(まとも)と言い切ってしまえる人はお幸せですね。

絵描きやクリエイター、アーティスト系にその傾向の人は多いと思います。

メンタル系で何かありそうな人はもちろん私以上に言っちゃいけない事を平気で言う服装常識などが異常な人が多すぎます。アスペルガーや発達障害率は相当なはずです。

だってそうじゃなければ、技術も知能もそこそこあるんだし、真面な組織にちゃんと就職して社会人してますよねwもちろん私のことも含みます。

はあ、アスペだからしょうがない、じゃない!なんとかしなくては…

落ち込んだら、本を読みます。こんな悩み、まともな女子の人にはとても言えません。私は解決方法や対策、ヒントを知りたいのです。

幸い本屋には、解決してくれそうな本がいっぱいです。最近は、書籍名があからさますぎ、更には、漫画慣れスマホ慣れした現代人のために、内容も平易に書かれていて大変助かりました。

読んだら気が楽になったことでした。

両方ともあ!っという間に読める本

▼大垣書店に山積みされていた。売れてるんでしょうね。

ぼくはアスペルガー症候群

ぼくはアスペルガー症候群

 

もう一冊

隠れアスペルガーという才能 (ベスト新書)

隠れアスペルガーという才能 (ベスト新書)

 

 一日で両方とも読めちゃうくらい、平易に書かれていますので、おすすめです。

かわいいイラストに反してハードな中身

ぼくはアスペルガー症候群という商品について先に述べますが…

中村ユキさんのイラストが可愛くて買ってしまいました。

表紙買いですね。このイラスト、似顔絵としてとても秀逸です。キャラクターがよく出ているし、ユーモラスな表情や動作がイキイキしてます。

しかし、このかわいいキャライラストに反して、中身は壮絶でした。自身の疾患に気が付かず、仕事でトラブル続きなんです。関東や関西と行ったりきたりで職場も変えられています。

この本に関しては複雑な印象を抱きました。

たぶん、この作者の方は、障碍者枠にも入ってらっしゃるというので「真正」なんだと思う。だから文章にもちょっとついていけないところがありました。

ちょっと論理破たんしているような。例えば、

僕はアスペルガーだからプレッシャーに弱いんです

とかいった下りが多いんですね。いや、誰でもプレッシャーには弱いよ。

アスペルガーは対人関係に弱い

って。誰でも、一般の普通の人でも仕事での一番の苦労は人間関係だよ、と突っ込んでしまいました。

そういう云い切りを(言い回しを変えるとか配慮しないで)言いきっちゃうから、そうなんだな、と思いました。

たぶん、仕事、この人は自分自身が大変だったとか書いてるけど、いや、ほんまに大変だったのは分かりますが、周りは相当地獄だったんだろうな、と思います。業務のフォローとか。

奥様のエピソードがあまり登場しませんが、相当人間が出来ている人だと見た。読んでて、こういう人が家族や職場にいたら、イライラすると思うのよ…。(すいません)

ありのまま率直なところが良い

かといって同じアスペの自分より病状が深刻そうな同僚に対しても結構辛辣に書いてるし。そこが人間らしくて正直でいいと思います。病気は障害だから弱者を理解しよう!いたわろう的な論調ではないんです。変な思想が前面に出ていない。

そこがいいですね。

先に書いたとおり、この作者のエピソードのいくつかに自分と合致するとこがあって、共感しました。あちゃ~おまえもか、私もか。という苦笑。

作者は、自分が具体的にどう社会で生きていくか、ということを模索していて、周りの人の助けも色々借りている。ほんと正直に書かれているんですね。

私は僕は病気だから可哀想!しょうがないから、おおめに見て!社会の理解が足りないの!という論調は大嫌いですが

この方は、自分の病状を客観的に相当見ていて「現実的」にどう社会でやっていくかを「具体的」に模索している。

アスペルガーや発達障害と普通の人との間は非常にグレーゾーンだと思います。自分は普通だと信じている人にも何か思い当たる節はあるのではないでしょうか。

あ、この生きずらさは「ぎみ」だからなんだ、と気が付くだけでもいいのではないでしょうか。

周りの困った人ももしかして、そうなのかも、と優しい目で見ることができるかもしれない。「具体的」な対策を取ることができるかもしれない。「許す」ことが出来るかもしれない。

作者の権田さんの悪戦苦闘を読んで、そんな風に思いました。

一歩すすんだ対策

隠れアスペルガーという才能 (ベスト新書)

という帯がいかにも起業してるっぽい人。

発達障害カウンセラーという職業の人が書かれた本です。

なるほど、こういう職業・お仕事の仕方があるんだなあ、と感心しました。

障害といえるまでではない、でも「ぎみ」、グレーだ、それで苦労している。という人は今の日本には非常に多いだろう。(きっと私もグレーゾーンの人で、そのあたり、ほんと生きづらいです。)その人々相手に自分の体験を踏まえてカウンセリングを行うというのは、仕事として、本当にありです。需要が相当あるでしょう。

先の権田さんの本が、アスペルガー当事者のそのままのありのままの声なら

この本は、もう一歩進んで、対策を練るばかりか、長所に着目して生かしていく具体的な方法を提示しています。多角的に書いてあり、プロの文章だなあ、と思います。

隠れアスペとは誰か

「ぎみ」=隠れアスペという概念を打ち出している。

一方「真正」は「どアスペ」という用語を使ってはります笑

これは新しいですよね。よくネットで「アスペ」というスラングが出ます。多くの人はその境界が分かっていないのです。自分もそうかもしれないと思いつつ、自分の嫌いで理解できない態度をとる誰かを「アスペ」と呼んで気を晴らすのです。しかし誰もそのグレーゾーンが何であるか分かっていないのです。私にもよくわかりません。

でもグレーゾーンの総数は相当ありだと思います。だってクラスや職場に変な人、絶対いたでしょう?いるでしょう?自分がそうかもって思ったことあるでしょう?だから発達障害の本が書店で山積みになってるんです。

「隠れアスペ」について、老若男女に渡り具体例が書かれています。その生きづらさや失敗例も出しているのですが、あまりウェットには書いていません。結構淡々と書いていて、そこにも救われます。

逆転の発想で長所について書いてある

そして、今まであまり述べられていなかったアスペルガーの人達の長所について、多くページが割いてあります。

あの最近野球で記録を出した人やアインシュタインも、そうらしいというのは有名です。アスペルガーや発達障害の人の集中力やアイデア、知能が実は社会に変革をもたらし、イノベーション(舌かみそうな単語や)進歩を促してきたのです。

そうだよね。空気を読めない人こそが改革を出来るのよね。。。空気を読めたら、改善なんてやろうと思わないですよね。

発達障害の人は鬱(うつ)病になりやすい

しかし発達障害の人は、日本の同調圧力の空気の中で社会生活が営めず、劣等感を抱き鬱になりやすいと云います。

最近知り合いが自分の子がそういう障害があるから学校で苛められて大変だとお話していました。登校拒否ぎみだと。可哀想です。教室で座っていられないからなんだというのでしょうか?別の部屋で一日絵を描いていたっていいじゃないですか(なんて、激務の学校の先生にもそうした個別対応はできっこないですよね)

社会生活でどう同調した(ふり)をして生きていくか、というスキルも大事ですが、自分の好きなことや才能を伸ばし、鬱を克服し、生きていける場所を探すことこそ、一番大事なことなのです。

トンデモ医学っぽい文章もあるけど

この本にはアスペの人特有の不自由さを身体的アプローチで克服する方法も書いてあります。

医学的に????という部分もありますが…(だってこの作者は医者じゃなくてカウンセラーですよね。その点は注意して読まなくてはいけません)

しかし、実体験による、「隠れアスペ」のための身体改造スキルには頷くところが多かったです。かなり具体的な身体的対策が載っています。

私がイケてるなあ、と思ったのは、アスペルガーの人達への禁止事項です▼

・感性を磨いてはいけない

・霊力を鍛えてはいけない

・体の感覚に従ってはいけない

・瞑想をしてはいけない

笑いました。確かに、今までの人生、私はこれらの方法で克服を図り、尽く失敗をしているからです!

私は、運動をする、糖質制限食などには、非常に合点しました。私は、以前砂糖中毒になりかけて、大変だったからです。確かにマラソンにはまっていたときは、情緒が安定していた。

特に高額な似非科学のサプリを勧めているわけではないので、思い当たる節があれば、取り入れてみるのもいいのではないでしょうか。自分にあっている対策があるかもしれませんよ。

褒め殺されて心地よくなれ自信が持てるかも

この本はともかく、自分はダメだ、と落ち込みがちな発達障害(ぎみも含め)の人を

これでもかこれでもかと褒めてくれます。

100ページあたりから

こんなにあった!アスペの人間的魅力

という項目では、約30ページにわたり、いかにアスペにこんないいところがある!素晴らしいと褒めまくってくれます。もう、こそばゆいほどに!

今まで社会常識がない、空気が読めない、何処に行ってもダメな奴だ、と言われ続けていた人に勇気を与えてくれる。

読み終わったら、相当に自己肯定感が復活するのです。うはははは。と。それだけでも読む価値はあります。

この本にはアスペには美男美女が多い、という項目があってちょっと「ふふん」と嬉しくなりましたね。

私の母親も美人なんですよ。

※この作者、調べたら最新刊で宇宙とか言ってる…w。自ら述べたアスペルガー禁止項目からめっちゃ外れてますよね…思いっきり新興宗教っぽいんですが。。何か作者にあったんでしょうか!?