更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

おじいさんとおばあさんと私

「抗ガン剤中」とか札ぶらさげてるわけじゃないもんな〜。おばあさんと座席を取り合うなんて、我ながら情けないわ…。癌だと差別されたくない割には、弱者の特権はイッチョ前に欲しがる自分に気がつきました。座席なんて、年取ってからいくらでも譲ってもらえばいいのよね。

■お年寄りよりも体力がない?!

最近、行列に割り込まれたり、押しのけられるような出来事が続いています。最初は「?!」なんて憤慨してましたが、急に世間の風当たりが強くなったわけではない。よく、レジや改札でじ〜っとしてる、おばあさん(おじいさん)に「どうしたいのかしら?早く行ってくれないかしら」とつい思ってしまうことはありませんか?私は今や、そういう判断力の鈍い感じの人になっているのだと思います。

歩いたり、生活を楽しむことは存分に出来るのですが、体力が落ちてノロノロしているのだと思います。世間様、ごめんなさい。

放射線治療も二週間たち、毎日同じ時間に同じ電車バスに乗る日々。抗がん剤の影響でノロノロしている日もあれば、元気良くノシノシ歩いている時もあります。

病院でよく会うおじいさんが、私を好いていることが分かった。隣にペタッと座ってきたり帰りのコンビニで話しかけられたり、同じ車両についてきたり。私は、完全脱毛はまだしていないものの、白髪が増え、日によっては前述通りノロノロしているわけです。きっと、薄幸そうな同年代だと思われたのでしょう。これが最初で最後のモテキかもしれないと思いつつも病院に適当に言って時間を変えてもらうことにしました。

イケメンの医者に裸を見られるのはよくて、おじいさんに待ち伏せされるのがイヤだなんて差別じゃないかって?その通りです。医師や技師は私の患部に興味があるのでオッパイ=性に興味があるわけではない。私も病気前の元気があれば、バイオハザードのアリスよろしく、飛び蹴り出来たのでしょうが、今の体力では、それもかなわない。女性だらけの乳腺科クリニックの雰囲気に慣れすぎてスキが出来ていたのかなあ。

この本を読むと年配の方の不思議行動の謎がよくわかります。何故、おばあさんは集団でいつも元気なのか、何故、おじいさんは単体でちょい生臭な感じなのか。

ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす (光文社新書)

ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす (光文社新書)

理由があるのだと思うと、温かい気持ちになれます。この先、元気になっても、思うように行動できない弱った立場の気持ち、それを忘れないようにしたい。周りの見えない感じのお年寄りに出あっても、仕返しもとい優しくしたいものです。やがて行く道だもんね。