更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

新幹線大爆破

一番好きな乗り物はなんやと聞かれたら、そりゃ、ああた、もちろん電車ですよ。私の好きな映画のジャンルは、乗り物パニックもの。で、舞台は新幹線となりゃ、好物すぎます。

主演は高倉健さま。宇津井健、監督は、佐藤純彌。そう、野生の証明とかの!

他の俳優も、丹波哲郎だとか、志村喬、小林稔侍、千葉真一、すごすぎ~。めっちゃ豪華です。

はあはあはあ。もう、題字とかもすごすぎます。

かいつまんでいうと、高倉健が犯人で、新幹線に爆弾しかけたと。

で、速度を落とすと、爆発する仕掛けにしたと。止まれない新幹線!

どこかで聞いたようなストーリーです。そう、「スピード」を彷彿とさせます。実は、かのハリウッド映画、この『新幹線大爆破』から創意を得たそうな!これが先の大本だとは。

なんで、これを見なかったかな~と手に汗にぎる。再放送もしなかったよね。高倉健さんが亡くなられたから、一斉に放映されたのをビデオとっといたのよ。

きっと、これ、放映したらやばい。模倣犯が出そう、という危惧からなんだろうなあ。

だって、めっちゃリアリティあるのよ。演技も、状況も。映像は、そうリアルじゃないの。暗いレトロな画面。CGなんてない時代だから、不自然な合成画面。でも、これが、すごいのなんのって。

日本人らしい生真面目さがリアル。国鉄(!の時代)の職員も、総裁も、警察も、犯人も!すっごく真面目なの。几帳面で、それぞれの役目を必死にするのね。それぞれの真面目さが、ぶつかりあい、拮抗して、糸の上を皆で綱渡りしているような、ドキドキハラハラ感があります。

犯人が高倉健入れて、数人いるんだけど、彼らも、もっともな理由で、生真面目に犯行を計画的に遂行しようとするのです。

どの人もこの人もめちゃめちゃ、真面目!くそ真面目!これぞ日本人!

この映画が高倉健さんの一番の名作だ!と言う評論家がいて?って思いましたが、納得しました。

犯人の悲哀や人間関係は、最近の金塊強奪映画「黄金を抱いて翔べ」にも影響を与えているのではないでしょうか。

ああ、電車映画が見たいな。けど、火曜サスペンスの特急なんたら殺人事件みたいなのは、あまり興味ないなあ。なんでだろ。

私は、推理より、パニックが好きなのです。狭い空間で時間に追われ、わあわあ、と人間関係が交錯するのがいいな。この映画、現代版でやらへんやろか。

でも、健さんの役をやれる人がおらへんのかなあ。

パニックに近い電車ものといえば、伊坂幸太郎の『マリアビートル』が面白かった。あれを映画にしてほしいなあ。あれも、めちゃめちゃな展開で実写は無理でしょうか。

新幹線大爆破

この時代(1975年)の新幹線はぜいたくでした。食堂車があるし。

平成の現代は、食堂車はない。

かつて、新幹線旅行は贅沢だったけど、JRとなった今は「のぞみ」に日帰り出張するサラリーマンをギュウギュウ載せて一日に何往復もしてみんなヘトヘト。

でも今もなお夢の超特急なのよね。新幹線って。すてきなフォルム、デザイン。こんなに走ってて、いまだに無事故の運転システムはすごい。

ああ、新幹線よ、永遠なれ。