更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

京都 嵐山モンキーパークへ行った記 その6

ドキュメンタリー映像などで、猿の世代交代の熾烈極まるのを観た記憶がある。なので、ボス争いは大層、暴力的ではないかと思ったのです。テレビでも「ボス交代、次のボス」など動物園などについて放映されることがありますよね。しかし、ここ、嵐山モンキーパークでは違う、ボスは入ったもの順、人間社会でいうと「入社順」に決まるというのです。

係の人が、特定のオスだけオヤツバナナを与えている。こういったことで差別化の待遇(給与が高いとか)与える順番で猿のボスの地位の安定、山の秩序を保っているのでしょう。ある種、なんて平等、理想的社会。さすが日本。徳川幕府の安泰にも似ている。トップが誰がなろうとも世界が変わらない、変えてしまっては困る場合、つまり閉じられた平和な世の中では例えば、長子・男子に必ず跡目を継がせて争いを起こさせない。ここのルールは、入山順、入社順というわけですね。

「彼らはよく仲間を治めています。強いものがなるわけではないのです。優しく穏やかで人望(?)のあるものがボスとして皆に慕われ、群れを形成するようになっています。嵐山の猿は優しく賢いですよ…(以下略)」

係の人、語る、語る。猿と共に生き、猿とともに笑う。真摯なスタッフの方々の姿勢に感動しました。客が猿に直接アクションを起こすのは危ないですが、係の人にお願いしたら、猿との記念撮影も上手くさせてくれます。

各種HPによると、ニホンザルは女系・母系が強いらしい。強硬なオスによって支配されないと。つまりボスは草食系なのだな。そして、一見そのボスたるオトコを立てながら、実権・実行力は女性達が持っていると。ま、人間と一緒ですなあ。

京都・嵐山モンキーパークには小屋がある。そこに入れば来館者も餌をやることができる。中の展示も面白かった。No.5くらいまでのボス・オスの写真とプロフィールが張り出されています。(さっぱり区別がつかん容姿ですが、リピーターや研究者の方には分かるのでしょうね)読んでいくと、ボスの歴史が分かります。一つ疑問に思うことがありました。

あれ?現在No.1のボスは最初はNo.1で、途中で、No.2になったとある。その新参No.1が行方不明になり、またトップに返り咲いて、今に至る、と。あれれ?

以前観た映画「東京島」。全員一致団結して協力しているようでいて、島のボスの座(女をめとる権利)をめぐって戦いがあったことを思い出しました。何があったの?入社順じゃないの?イレギュラーな何があったの?今度来たとき、突っ込んで聞いてみよう。

▼ボス猿さんたちについて。小屋の展示には、もっと詳しく載っていて読み応えがあります。

嵐山モンキーパーク おサルの顔を覚えよう!