更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

映画「プラチナデータ」

観てきました。観ようか見まいか迷ってましたが。

あちこちのレビューがひどかったから。それとトヨエツとナマセ以外、好きな役者さんがいないので。しかし、そこは大友啓史監督だし、観たくなった。ハゲタカの映画もあとでジワジワきたし。

結構面白かった^^

国民全員のDNAが登録されるという近未来社会。犯罪も検挙率が上がり、冤罪もなくなる。遺伝子研究により人間の性格や運命がより分かるようになるという。そんな中、ある殺人事件が起き、主人公が追われるはめに…

プラチナデータ

俳優たちの子供っぽい抑揚のない演技。途中で眠くなりましたが、さすがの大友監督。絞って絞って、山場の臨場感はハンパなかった。

髭の生えた逃亡者の二宮の表情が良かった。

龍馬伝の時と同じコーンスターチ。中島みゆきの怨みます~♪的なメロディでオオオオという女性の歌のようなBGM。ハゲタカのブラックグレーの画面。キレのいい映し方には酔いしれます。原作は読んでないです。

もし皆のDNAが管理されたら

国民全員のDNAがプロファイリングされるという。その情報管理社会に警鐘を鳴らすのがこの映画のテーマ。今やグーグルマップで顔が映っちゃうような社会。だから、つい管理されているような恐怖感があるかのような気持ちになります。この映画のような未来があたかも来るような…。ナチスドイツ純血主義のごときDNAによる差別が起こるんじゃないかと。

でも、日本はそういう管理社会にならないと思うなあ。

DNAを国民全員分管理データ化するなんて出来へんと思うわ。既に年金問題などグッチャグチャにしてうやむやにしてしまってるじゃない。PC社会になって久しい。けど現実、警察が遠隔操作ウイルスに振り回されてるじゃん。ドイツ人がユダヤ人の毛一本に至るまで、搾取した。けど、日本はそういう「最後までキッチリ冷徹に合理化管理」という精神構造にはなってないと思う。結局整理整頓しきれず水に流したりモヤモヤしたまま放置する国民だと思う。(しかし毎年確定申告やら納税のお知らせはキッチリ来るのよね。そういうのはモレなくファイリングされてるんだなあ)

日本はどうなのかな

日本に管理社会の恐怖があるとしたら、コンピュータによるファイリングによる恐怖でなく、隣近所の監視や村八分といった伝統的コミュニティの煩わしさのことじゃないかな。しかし、こうした同調圧力は助け合いの側面もある。管理って長所短所両方ある。

私はDNAのファイリングっていい手だと思ったな。こんな風に効率化できたらいいけど、実際むりむり。

国民皆番号も結局どうなったの?ていう現実。

国民全員にナンバリングってのが未だに出来てない。しちゃうと日本の縦割りシステムが全部ひっくり返っちゃう。だから変えることができない。ナンバリング出来てない国民のDNAデータを集約管理するなんて絶対無理。管理したけりゃ、まず全員に共通番号を付けないと。

役所で住民登録カード作ったけど、めっちゃ手続き大変だった。案内する公務員の人も上手く操作が出来ないでウロウロしている印象があった。運営する側も受ける側も何でこんなの作ったの?って感じ。

プラチナデータ