更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

映画「るろうに剣心」

少年ジャンプの漫画「るろうに剣心」読んだことないんです。アニメも観たことない。

原作ファンの人に「あれは違うイメージじゃない」とのことです。佐藤健は線が細いしなあ。が、行ってまいりました。

胃ろうの検診 ではない…るろうに剣心

NHK大河ドラマの「龍馬伝」の監督さんということ。

「~でござるよ」という言葉遣いがなんじゃこりゃ、と思った。そういうキャラなのね。最初、ついてけへんわ、と思った。が、だんだん、何度も佐藤健の優しい声色で「ござる」を聞いていたら、とろけそうな気分になってきた。

カッコイイじゃないか。薬のせいじゃなく、本気でシビれてきたわ~。

龍馬伝の続編を観ているような気分になった。音楽は、同じく佐藤直紀。香川照之がまたもや濃い演技、蒼井優はあいかわず、やさぐれたキュートさ。庭には、やっぱニワトリがいる(笑)。

今の平清盛が同じような撮り方なんだけど、そういう画面だから良い、という訳ではないのでしょうね。幕末・明治の時代の空気感。人間の細やかな感情が描かれているから、あの光と影の演出が胸に迫ってくるのだ。

龍馬伝の佐藤健演じた岡田以蔵は悲惨すぎた。武市半平太はいいのだ。彼は大人だ。土佐の郷士が理想に燃えてやったことだ。しかし以蔵は、子供そのものが、師を信じ込んだ行動。無心のあげくの殺戮である。最後は斬首で武士たる切腹も出来なかった。あれは可哀そうだった。ほんま可哀そう。この映画の主人公と岡田以蔵は同じ人斬り。新しい時代のための。しかし、この映画では孤独な心は救われる。良かった。

▼以下、ちょいネタばれ

漫画を実写にするにあたり、実際、あの赤い着物は、変だろう、と思ったんです。

が、剣心くんが初めてその赤い着物を身に付けたシーン。

吹く風の中をなんともいえない表情で立っている。

人を斬ってきた男がはじめて、故郷を得た。絵空事の理想ではない、人の温かさを知ったのだ。

そのキーたるヒロインは武井咲ちゃん。

「愛と誠」の時と同じく、縛られ、けなげに叫ぶのが

つくづく似合うのであった。

るろうに剣心

るろうに剣心