更年期から墓場まで

子梨・更年期BBAの私見偏見吐露雑談ブログです。

WEB漫画|町内会と私005|「やってみたら良いこともある」が一番タチ悪い

町内会を上回るPTAの役員決めの恐怖

昨日の毎日新聞のニュースに

<PTA>役員決めは罰ゲーム? やらない人はトイレ掃除も

というものがありました。

私は子供もいないし批判する資格はないのですが。構造が町内会、自治会にそっくりです。自治会は年配者や男性も関わっているので、こうして漫画にして笑いやすいのですが、PTAはもっと問題が深く公に議論しずらいことでしょう。背筋が凍るような実態ですね。

なぜならPTAは(ほぼ)女性だけの世界で、そこには、専業兼業子育てなど、女性ならではの一番ネット上でも「荒れる」嫉妬心や格差を煽る問題を孕んでいるからです。まさにタブーの世界。

今朝のテレビでもこの件が取り上げられていて

フリップには「PTA決めは拷問!?」というセンセーショナルな字が書いてあるのに、キャスターは媚びた笑いをしながら

「PTAを頑張っているママもいるのに」「いまどきの母親は自分の子供のことしか考えないから」 「うちの妻はPTAやってみてかけがえのない仲間が出来たと喜んでいる」

というPTAを糾弾したいんだか、褒めたえたいんだかのコメント。

番組を見ている「PTA活動に熱心な子育てをものすごく頑張っている専業主婦」の視聴者様に御配慮なさってのことなのでしょう。ああ恐い。

「やってみたら良いこともある」が一番タチ悪い

この漫画にも出ていますが

自分が任期を終了して、他者にそれを押しつける時の決まり文句に

「意外にやってみたら楽しいのよ!大丈夫大丈夫^^」というものがあります。私も小林さんにそう言われましたw(「やるべきだからやるべきなのよ」という大河原さん理論はもはや誰にも通用しないので)

そんなに「楽しい」ならアンタが続けてやれよ、と思うのですが、決して続けてやらないのは明白です。あと十年はやりたくない、というのが「やってみたら楽し」かった人達の本音です。よほど「楽し」くないことが多かったんでしょうね。

僅かな「楽しいこと」「意義」を上回る弊害、

やたら時間を喰う 意味のない非合理な前時代的な業務 人間関係のトラブル

が多すぎることを変えようとする人はめったにいません。

どんなブラック仕事でも「意義」や「やりがい」はあるんですよ。またキツイ仕事ほど、仲間は出来、その絆は深まります。前向きに、ポジティブ思考で、連帯感を強調して相互監視して、激務の中に「意義」や「やりがい」を見出す思考がブラック企業・カルト団体の特徴です。

「善意を強要する」ようになったらその組織は腐っていると考えた方がいいです。

公共心は昔とは違う

「子供を思うならPTAをやってみるべき」「公共心があるならやるべき」「誰かがやらなきゃいけないの」

という公共心をアピールする人は、その人、「あなた」がやればいいのよ。

「公共心」を調べてみると

公共のためを思う心。社会一般の利益を図ろうとする精神。

ならば、その「公共」とは何でしょうか?

公共とは社会全体に関することを取り扱う上において利用される用語であるが必ずしも抽象・理念的なものではなく、「私」や「個」と相互補完的な概念である。例えば、村に一つの井戸を村人総出で掘って共同利用することは、きわめて公共性の高い活動であり、結果として、個人にも私人にも恩恵をもたらす。ある種の協働や個人的なおこないが不特定多数の他人に、結果として広く利益をもたらすような状況はしばしば観察され、それらの類型がしばしば「公益」「公共行為」と見なされる。

とウィキにはありますね。誰にも利益がない「公共」なんてもはや「公共」ではありません。公の人々に恩恵が今やない、実質のない「公共」への奉仕を強要する行為は宗教に他なりません。他人にそれを勧めて回る人は自分が「好き」でやっている宗教なんだと自覚して欲しいものです。

既に「公共」は、かつてのものではないのです。残念ながら。少子化で、女性も仕事を持ち子育てと家事に追われ、高齢者は増え、老いて身体も丈夫でなく老々介護、延々と続く粘っこいしつこい人間関係に時間を浪費するほど、暇ではないのです。

実質的な本当の「公共」とは?

本当に「公共心」があるなら、”公共のため”に、この業務を改善合理化しようとするはずです。

自治会・PTAがあるほうがいいかないほうがいいかというゼロサムではなく

「公共」と思われてきたものを棚卸して、シンプルにしていくべきかと。例えば、絶対に真実に「公共」なものがある。自治会の仕事として残すべきものはある訳じゃないですか。住民総出の草刈はもはや参加する人が少ないので外部に委託する方向にすべしとか、でも防災組織は必要だから住民参加すべしどの程度かとか。事業や企業ならずっとやってきたことですが、利益集団でないからこうなっちゃうのかな。だから私は、お金が大好きでボランティアが嫌いですw

「みんなのため、子供のため、地域のために、やってみようよ!やってみたら楽しいよ!やらない人はズルいわよ!」という人は

公共心のある自分をアピールしているに過ぎません。「公共心」を言いたてる人ほど、まったく「公共」のことを考えていない。「自分自身で考えて行動する」という思考を放棄しているだけじゃないですか。

私は自分で考えて工夫するのなんて一切嫌です。NO!って言って嫌われるのなんていやよ。女のかわいさってそれでしょ?言われたことを一生懸命こんなにやっていてケナゲでスゴイでしょ!やっていない人ってひどいわね!と。

私は変えるよう画策するよ!

私は既に町内会に参加して1か月ですが、業務を減らし合理化するよう画策協議中です。

裏で少しずつ動いております…同じように燻ってそうな人にスリ寄り、水面下の活動をしています。役員会で大きな声では絶対に言いません。こうして大きな事を言うわりには卑怯でしょ?くふふ。なんでカサコソやるかというと大っぴらにやると、もちろん村八分になるのでww

既に会に一切出席しない、連絡網すら参加しない、という一切何もやらないツワモノの役員さんもいることが分かってきましたwそれもいい手ですよね。そこまで役目が嫌な人が多い。だから来期からは存続困難だと思わせるのに一役買っていますよ。それをズルいと言うならサボればいいのよアナタ。どうせ、ボランティアなんだから。いやいや奉公して「あの人がこの人がやらない。何で自分たちばかり」と暗い顔してボヤくよりはよっぽど公共心があると思います。

大の大人がババ付け回し

私が来期、他の人にお願いするとき「やってみたら楽しいわよ!みんなやってるんだから!やるべきよ!」と絶対押しつけたくないんですよ。「去年より、こうこう合理的にこう減らして、大して負担にならないように変わってきているよ」と、回したいんですね。

小林さん曰く 「あなたの次は、今空き家で賃貸に出ている●号室があるから、そこに入った人に来期頼めばいいのよ。何も分からないから引き受けてくれるわよ!」 とのたまう。

おい、新しく入居してきた人に役員させるなんて鬼畜か。あんたは。どこの世界に新入居者に役員押しつける町内会があるねん。そんなハメになるなら、あたしゃ退会するわ。

…自治会、聞きしに勝る魑魅魍魎で、最後までやれるかどうか不安ではあります。